飛行機三昧夏休み(その2;いつもの朝食)
▲北京空港T3Eの05番ゲートで搭乗を待つ。
2010年9月1日、北京空港第3ターミナルE05ゲート。
さて、僕の乗る北京発新千歳行きCA169便はE05ゲートからの搭乗です。ゲートの近くのベンチで待っている人の数はさほど多くはない感じがするのですが、混んでるのかしら。搭乗待合室からは手前にE06ゲートのブリッジがあって、CA169便の機材は見えません。B737-800だと思うんですが。
中国の空港では国内線でも国際線でも搭乗開始時刻は出発時刻の30分前と決まってます。08:00発のフライトなら搭乗開始は07:30なんですが、この日のCA169便は07:25頃搭乗が始まってしまいました。
このあとこれが満席に。
中国の飛行機に乗るときは、特に通路が一本しかないナロウボディ機の場合は、僕はとにかく早く並んで早く乗るようにしています。中国人乗客は機内持ち込み荷物が大きくて多くて、みんなが着席するまでにひとしきり大混乱が生じるので、さっさと乗ってしまうに限ります(^^)。案の定、搭乗待合室にはそれほど人が多くいたような気はしなかったのですが、乗ってみれば機内は満席。やれやれです。
しかしこの日は搭乗そのものはスムースに済み、8時になるのを待たずにプッシュバックを始め、あっさりと離陸することができました。
水平飛行に移れば機内食です。麻8時台ですから、ブレックファストです。おかゆかウエスタンがチョイスできますが、この機内食を食べるのはもうこれで3回目。CAは国内線でも国際線でもまったく同じ機内食が出るんだもんなあ。
またこの朝食か……
機内食が終わってしまえばあとは寝るだけ。シートテレビもないし、寝るしかない。朝5時半起きで眠いし。
離陸直後から分厚い雲の上の飛行が続いていましたが、はっと目が覚めると雲が晴れて下界が見える。陸地の上を飛んでいるけれど、北京を発ってからまだ1時間ちょっとなので、これはきっと朝鮮半島上空に違いない。右に海が見えているので、半島を横切って日本海へ抜けるところですね。目をこらすと海岸線の近くに空港が見えます。あとで調べたところによれば、韓国江原道江陵市にある江陵飛行場のようです。軍用飛行場である。2002年4月の襄陽国際空港の開港により民間機の運用がなくなり、今はもっぱら軍用空港として使われているらしいです。
韓国の江陵空港が見える。
日本海に抜けてしばらく行くと、右手には島根県あたりから陸地が見えているはずなのですが、僕は左の窓側に座っているので、海ばかりです。東京行きのフライトなら小浜あたりから名古屋へと本州を横切るので左側でも変化がありますが、新千歳行きでは青森あたりまで左側はずっと海です。残念、右側にしてもらえばよかった。
で、ようやく左の窓に見えてきたのは、まずは青森県の下北半島。むつ市のあたりには滑走路が見えています。海上自衛隊大湊航空隊の飛行場ですね。むつ市を左下に見ながら、下北半島上空を南西から北東尻屋崎方面へ抜けていきます。
海上自衛隊大湊航空隊の飛行場。
尻屋崎上空あたりまで抜けてくると左側遠方にはマグロで全国区になった大間崎が見えてきます。大間のマグロ食べたいです。実は僕は大間へはまだ行ったことがありません。大間どころか、下北半島はこうして上空から眺めることはたまにあっても、実際に行ったことがあるところはごくわずかです。大間の人たちが青森市よりも函館市へ行くほうが便利だというくらい、青森市方面からは遠くて不便な場所です。下北半島には薬研や下風呂などの温泉場もあるし、いつかのんびり行ってみたいなあ。
▲マグロで有名になった大間が見える。