毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森空港

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231743.jpg ▲プッシュバックが完了した青森発伊丹行きJAL2152便、JA-004D。

 2010年7月8日、再び青森空港

 実家で一泊し、翌8日にはもう東京経由で北京へ戻らなければなりません。なんとも慌ただしい帰省でした。

 8日は成田を18:15に出発する北京行きの便なので、東京へは列車で行こうかとずいぶん悩みましたが、できるだけ実家に長くいようと思い、また飛行機を選択しました。今度は青森を11:50に出発する羽田行き1204便です。

 この日は母がいつもの病院へ行く日だったので母と一緒にタクシーに乗って自宅を出発し、母を病院で降ろしてから青森空港へ向かいました。早めに着いてしまったので、まずは展望デッキへ。

 エプロンでは折しも10:40発の大阪伊丹行きのJAL2152便がプッシュバック中。機材はMD-90。レジはJA-004Dをつけていますから、JAS時代は黒澤明監督デザイン塗装の7号機でしたね。前回の記事にも書いたとおりMD-81のほうは今年9月いっぱいで退役しますが、MD-90のほうも、時期未定なるも退役することがすでに発表されています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231734.jpg JAL2152便青森発伊丹行き。

 JAL2152便はプッシュバックが済むとおもむろにタクシングを開始し、RWY06からの離陸です。青森空港では羽田便以外のすべての便がMD-90で運航されているし、羽田便も運用でMD-90が入ることもあるので、まだまだ余裕で見ることのできる機材です。ただ、青森~中部便の運休が決定しているので、いずれ1日2往復4便が減ってしまうことになりますが。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231752.jpg JAL2152便、RWY06から離陸。

 JAL2152便の離陸を見届けてターミナル2階に戻り、おみやげなどを物色です。1階からの階段とエスカレーターを上がったところのスペースに、売店とは別にいつも地酒販売のスタンドが出ているのですが、この日もそのスタンドが出ていて、しかもこの日は僕が青森の地酒の中でいちばん好きで、前夜も実家でたっぷり飲んだ五戸町「菊駒」酒造の「菊駒」ばかりを売っているではないですか!これは買わないわけにはいかないと思い、荷物が増えるのも厭わずに四合瓶を2本求めました。

 そこへ、羽田からのJAL1203便が到着したとのアナウンス。再び展望デッキへ行ってみます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231747.jpg 展望デッキ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231756.jpg 到着しましたJAL1203便。

 羽田~青森便は基本的にA300-600Rでの運航です。JAS時代から僕にはすっかりおなじみの機材。しかしこの機材も来年3月までには完全退役の見込みとされています。これまたMD-81に続いて寂しいことです。JASA300-600Rには、羽田~青森便だけではなく、関西~昆明・広州、成田~西安・香港便などでも何度もお世話になりました。青森空港にいちばん似合う飛行機A300-600R。でも、この機材が退役し、MD-90も退役するのなら、青森空港にはいったいどの機材が飛んでくることになるのでしょう?なんだかあまり想像できないけれど、今のうちからしっかり目に焼き付けておこうっと。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231807.jpg A300-600R、正面から。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231802.jpg ▲JAL1203便からJAL1204便へ折り返しの準備が進みます。ターンアラウンドの時間は45分。