毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

帰省ついでの初「江差線」完乗(その17;函館塩ラーメン)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231629.jpg ▲北海道で飲むビールと言えば「サッポロ・クラシック」。それ以外考えられない。

 2009年12月24日、クリスマス・イブをラーメンで祝う。

 夜8時過ぎに函館駅に降り立って、いったい僕は何をしようとしているのでしょう。

 とにかく寒いので改札を出て駅舎の中へ逃げ込みます。駅舎が建て替えられてからというもの、どうも函館駅は無用にがらんどうになってしまった気がして、落ち着きがよくありません。

 朝市のほうへ歩いて行ってみますが、もちろん開いている店はほとんどなく、しんしんと冷え込んできて路上に積もった雪は溶けずに積もり、足下がとられます。おまけにこちらは荷物も多い。これは出歩かないのが賢明。晩飯がまだだったことを思い出し、駅前のラーメン屋に入りました。「しなの」というお店です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231644.jpg 駅の真ん前、「しなの」。

 暖房の効いた店内に入ってしまうと、、さっきまであんなに寒がっていたことなどころっと忘れて、まずはビールと口が勝手に言葉を発してしまいます。冷えたジョッキに出てきたのはもちろん「サッポロ・クラシック」、ウマイ。

 さて、このお店は塩ラーメンのお店のようなので、塩ラーメンを注文。クリスマス・イブの夜に一人で塩ラーメンというのもどうかと思うけれど、しかたないじゃんか。お、でも、出てきた塩ラーメン、なかなかおいしそうですぞ。スープがとても澄んでいて、ナルトや麩、半熟卵、ワカメにチャーシューと具だくさん。麺は縮れ麺好きの僕には若干縮れ度が弱いけれど、標準的。そして、全体としてしっかりとおいしい。こりゃけっこうウマイな。あれ、もっと食べたいかも。

 クリスマス・イブのよる、すっかり(ラーメンで)温かい気持ちになりました!ひゃっほう!(ちょっとムナシイ。)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231634.jpg 函館塩ラーメン。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231639.jpg ▲函館の「あじさい」や森の「次郎長」のように、どうしてこのへんは塩ラーメンが多いのだろう。