帰省ついでの初「江差線」完乗(その16;スーパー白鳥21号)
2009年12月24日、夜の海峡を越えて。
さて、「あけぼの」を見送った僕はいったい何に乗るのかということでありますが、「あけぼの」がまだ発車していない18:06に、「あけぼの」の向かいの2番線に到着する列車が、僕の乗る列車であります。それは4021M特急「スーパー白鳥21号」。八戸からやってきた789系電車です。僕にとってはもうすっかりおなじみの列車です。
「あけぼの」の隣に到着。
白鳥の向こうの山はどこ?
18:08に「あけぼの」が走り去り、次は「スーパー白鳥21号」の発車です。進行方向を変えて、乗客も減って、18:12の発車です。すでに外は真っ暗ですから車窓の眺めはまったく望めません。単線区間のポイントを何度も乗り換える揺れを心地よく感じながら読書したり(外が真っ暗なほうが車中での読書が進む)うとうとしたりしているうちに、列車はいつしか青函トンネルを抜け(青函トンネル走行中はあれだけうるさいんだから気がつかないうちに「いつしか」なんてことはあり得ないけど。)、終点函館には20:09の到着です。
海峡越えて函館到着。
函館、寒っ!! 海峡を北へ越えた場所では一段と厳しい寒さが待っていました。
到着した「スーパー白鳥21号」は函館到着で時間も夜8時を過ぎたことだしもう仕事は終わりかと思いきや、まだもう一仕事がありました。20:33発の4044M特急「スーパー白鳥44号」で青森へ戻らなければならないのです。青森止まりの「スーパー白鳥」として運転し、翌朝「つがる6号」として八戸へ向かうという789系としては異色の運用と言えるでしょう。夜8時半から青森へ渡っても接続する列車もないし、乗客は多くは望めなさそうですが、翌朝の仕業のためにも大切な一本でしょう。
雪は少ないが函館寒い。
▲「スーパー白鳥21号」函館到着で仕業終わりと思いきや、24分後には青森へもう一走り。