毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

帰省ついでの初「江差線」完乗(その13;木古内で乗り換えた)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231456.jpg青森駅で進行方向を変え発車を待つ「スーパー白鳥26号」。

 2009年12月22日、海峡越え。

 江差から125Dでたどり着いた木古内で乗り換えです。

 今度乗るのは木古内発14:31の八戸行き4026M特急「スーパー白鳥26号」です。ホームの幅の狭ーい1番線でその到着を待ちます。

 おっと、そしたら知内方から列車が近づいてきました。コンテナ貨物列車です。ED79重連で、前側の機関車はED79-53、後側はED79-52。機関車は2両ともJR貨物色になってます。EH500形機関車「金太郎」が席捲しつつある海峡線ではもはや稀少となってきたED79形機関車です。

 コンテナ貨物列車は木古内駅の3番線に入ってゆっくりとスピードを落とし、やがて停車しました。14:31に「スーパー白鳥26号」が出て行ったあとにはすぐに14:35着の4009M特急「スーパー白鳥9号」がやってきます。コンテナ列車はその2本の特急列車をここでやり過ごすのでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231432.jpg コンテナ貨物列車登場。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231438.jpg 3番線にゆっくり停車。

 やがて函館方にヘッドライトが見え、それからおなじみ789系の黄緑色の顔が見えてきました。跨線橋の階段などで寒さを避けながら待っていた何人かの利用客たちもようやくホームから出てきて、2号車3号車の自由席乗車口のほうへやってきました。しかし今は「(スーパー)白鳥」はすべて木古内に停車するようになったからよいものの、1番線のホームの狭さは、もし通過列車があったりするとけっこう危険な感じだなあ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231443.jpg 789系が近づいてきた。

 木古内駅に到着した「スーパー白鳥26号」の2号車自由席車に乗り込みます。車内は混んではいません。空いているシートに腰を下ろし、青函トンネルへと向かいます。蟹田まで46分、青森までは1時間10分です。

 青森には15:41の到着。いつもは青森から八戸まで利用することの多い「スーパー白鳥」を、この日は青森で降ります。青森駅にも最近のこの季節としてはかなり厚い雪が積もっています。列車は青森駅で6分停車し、進行方向を変えて八戸へと出発していきます。青森の天気は江差と同様、雪空です。それでも少し日が差しているところもあるようです。最後に「スーパー白鳥26号」の出発を見送って、今回の江差線完乗の旅をしめくくることにしましょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231449.jpg ▲例年より雪が多いように見える青森駅を出発する「スーパー白鳥26号」。