帰省ついでの初「江差線」完乗(その12;木古内駅)
▲木古内駅に入ってきた函館からの132D。
2009年12月22日、木古内で乗り換え。
跨線橋の上から、近づいてくる列車のヘッドライトが見えました。やはりキハ40のようです。キハ40-836ですね。函館からやってきた木古内止まりの普通列車132Dです。木古内には14:23の到着ですが、おそらくこれがそのまま木古内発15:01の江差行き4174Dになるのではないかと思われます。4番線と5番線に江差線の列車が肩を並べました。
江差線の列車が並んだ。
僕が跨線橋をわたって移動したのは1番線。1番線は海峡線の上りホームです。駅名標からは江差線の渡島鶴岡の駅名は消え、代わりに知内の駅名が記されています。もちろん電化されていますから架線もばっちりと張ってあります。しかしホームは狭い。もともと江差線と松前線が分岐していた駅ですから構内は広かったのでしょうが、そこへ海峡線の上下ホームも作ったために、海峡線のホームはあまり広くとれなかったのでしょう。
構内を見回すと、どこのホームにも人影は見当たりません。1番線にももうすぐ列車がやってくるのですが、寒いので、待っている乗客たちは皆跨線橋の階段に引っ込んで少しでも寒気から逃れようとしているのです。時刻はまだ午後2時過ぎなのに、雲が太陽を遮ると、すうっと足下から寒気が立ち上ってきます。北海道の冬なのです。
海峡線のほうの駅名標。
▲1番線側から見渡す木古内駅全景。冬の雲が太陽を遮るとにわかに寒気がおりてくる。