毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

徳島線高徳線初乗車の旅~(その12;池田町サラダ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190839.jpg ▲初めて見ました、特急「剣山」のヘッドマーク

 2010年2月23日、いよいよ阿波池田

 多度津発15:57の45D特急「南風15号」は、なぜか多度津には15:49に到着して、特急のくせに8分も停車します。これは同じく15:57発の48D特急「南風18号」の15:56の到着を待つからだと思われますが、それにしてものんびりしたものです。「南風15号」はJR四国曰く「世界初の制御付自然振子式特急気動車」の2000系車両。空いている自由席に席を占めて発車を待ちます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190814.jpg 「南風15号」多度津到着。

 特急「南風」に乗るのは実は今回がたぶん初めて。高松発着の「しまんと」には坂出→窪川に一度だけ乗ったことがあるのですが、「南風」には縁がありませんでした。四国では予讃線以外はどこも僕にはなじみがないのですが。

 そんなわけで「南風」も完乗したいところですが、今回は多度津から阿波池田までのワンポイント乗車で、たった37分です。2面4線のホームを持つ阿波池田に到着した「南風15号」は、僕を降ろしたあと、さっさと走り去っていってしまいました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190820.jpg 阿波池田で初下車。

 阿波池田では5分の待ち合わせで16:39発の4008D特急「剣山8号」に接続します。跨線橋を渡った2番線で「剣山8号」が待っているのが見えます。もはや絶滅危惧種になりつつあると言ってもよいか、キハ185気動車を使った特急です。「剣山」は見るのも初めて。流れる雲をまとった山のシルエットが描かれたヘッドマークは初めてだけに新鮮です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190825.jpg 「剣山8号」停車中。

 「剣山8号」に乗るかどうか、事前の計画段階でかなり悩みました。悩んだあげく、「剣山8号」は乗らずに見送ることに決定。初めての徳島線普通列車で各駅に停まりながら行くことにしたのです。

 跨線橋の上からは阿波池田駅構内が見渡せます。どちらを向いても山が連なっています。僕は海まで遠い内陸の小さい町で生まれ育ったので、こういう山に囲まれた町には親近感を感じます。でも四国だけに夏はむちゃくちゃ暑いんでしょうね。阿波池田駅の住所は「徳島県三好市池田町サラダ」。この地名は合併して三好市になる前の三好郡池田町時代からあるのですが、この山深い景色のどこが「サラダ」なのでしょうか?(^_^ゝ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190833.jpg 佃方。山だねえ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818190829.jpg三縄方。山だねえ。屋根が見えているのは「剣山8号」。