徳島線高徳線初乗車の旅~(その2;ひかりレールスター)
2010年2月22日、ひかりレールスター。
新大阪で上り「日本海」を降りた僕は、終点大阪駅へと走り去る「日本海」を見送ったあと階段を上がってコンコースへ出ました。そこでふと、立ち食いそば屋を見つけてしまったので急遽立ち寄ることに。関西と言えばうどん。そして色の薄い、出汁のきいたつゆ。西日本へ来た最初に、まずは食べないわけにはいきません。注文したのはきつねうどん、いや、「けつね」って発音するんでしたっけ?つゆの色が本当にうすくて、青森で食べるうどんとは全然違います。ああ、おいしかった。
新大阪駅構内の「けつね」。
この日は平成22年2月22日と「2」が並ぶ日付だったので、コンコースでも記念入場券を発売しているという案内放送が流れていて、僕もほしいと思ったのですが、そのまま新幹線へ乗り継がなければならなかったので断念しました。ちょっと残念。
シャープな顔立ち。
「こだま747号」を見送ってしばらくすると、20番線には10:44に博多からの「ひかり546号」が到着します。「ひかりレールスター」です。これが折り返し10:59発「ひかり557号」となり、僕はこれに乗車することになっています。
到着した「ひかり546号」。
「ひかりレールスター」に乗るのはたぶんこれが3回目のはず。しかし、1回目は自由席で新大阪から確か岡山まで、2回目も岡山から新大阪まで激混みの自由席に立ったままだったので、指定席にちゃんと乗るのは今回が初めてです。折り返しのための車内整備が終わるまで編成を眺めてみますが、この日の「ひかり557号」はE5編成が充当されていて、「Rail Star」のロゴや鬱金色のラインが新鮮です。
この日はE5編成。
鬱金色のラインが新鮮。
今回乗車するのは最後尾の8号車。それで初めて気がついたのですが、「ひかりレールスター」には個室があるのですね。8号車の後方に4室、4人用の個室が並んでいて、木目調のブラウンの仕切りとあいまって、そこだけちょっと重厚な雰囲気が漂っています。4人揃えば指定席特急料金で乗れるそうなので、グループ旅行には快適そうでよさそうです。
8号車後方の個室。
快適そう(走行中に撮影)。
さて、「ひかり 博多」の行き先表示LEDを掲げて、「ひかりレールスター557号」はいよいよ発車です。行き先表示LEDの周りは少々くたびれてきているような感じですが、今回のダイヤ改正ではN700系車両のさらなる投入や「のぞみ」の増発が行われましたが「ひかりレールスター」はこれからどうなっていくのでしょうね。
▲これからどうなっていくのか「ひかりレールスター」。