徳島線高徳線初乗車の旅~(その1;とりあえず新大阪)
ここ数回、「日本海」乗車記をアップしてきましたが、今日からは保存書庫を変え、タイトルも変えて、続きを書いていきたいと思います。
2010年2月22日、新大阪駅。
たぶん近江舞子だったと思うのですが、上り「日本海」は運転停車をします。今度は何に抜かれるんだろうなと思っていたら向こうのホームを駆け抜けていったのは485系国鉄色。4008M特急「雷鳥8号」のようです。確か今度のダイヤ改正で国鉄色485系の「雷鳥」は一往復に激減してしまうのですよね。うーん、寂しい!
そうこうしているうちに列車は山科で東海道本線と合流し、ラストスパートです。京都を出れば約30分で新大阪。完乗という意味では大阪まで乗るかどうかかなり迷い、大阪まで行ってもそのあとの行程には影響を及ぼしはしないのですが、やはり移動は最小限に抑えようと思い、新大阪で降りることにしました。
新大阪に到着した「日本海」。
この日の「日本海」は、下段が埋まり上段もちらほらと埋まるほどの乗車率でしたが、新大阪で降りた人はどれぐらいいたでしょう。ぱっと見た感じはそれほど多くなかったように思います。京都でごっそり降りたか、大阪まで乗り通す人が多いかといった感じでしょうか。
10:22、「日本海」がゆっくりと動き出します。敦賀から牽引を担っているEF81-108号機の仕事もあと一駅ぶんです。好天の日差しを浴びて、ローズピンクの機関車と青い客車が少しずつ加速しながら17番線を離れていきます。この列車に乗ったのは前夜19:33。本州を縦断するように乗り続けた約15時間の寝台特急の旅、なんとも言えぬ楽しさがあります。やっぱりなくなってほしくないですね、夜行列車。「日本海」にはまだまだこれからもがんばってほしいと思います。
終点まであと一駅。
▲最後尾の「日本海」の愛称マークを見送ってお別れです。