毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日の下り寝台特急「日本海」

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225505.jpg ▲今朝の青森駅。左に1番線到着の「日本海」、右奥に6番線で発車を待つ「白鳥45号」。

 昨17日の朝、北京を発って日本へ一時帰国しました。途中の経緯はおいおいご紹介するとして、成田空港に着いた僕は夜には富山駅前で飲んでいて、富山発22:20の4001レ寝台特急日本海」に乗って、今朝08:34、青森へ到着したのです。1月26日に上り「日本海」に乗ったのに続いて、また乗ってしまいました、「日本海」。

 今朝青森到着の「日本海」を大阪から牽引してきたのは、昔ながらのローズピンクのEF81-45、敦賀車です。編成は短編成で、後ろから1号車、2号車の順で、6号車の次が11号車、そして開放式A寝台の12号車、先頭が電源車という構成です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225514.jpg 青森駅1番線に定刻到着。

 青森に到着すると、EF81-45はすぐに切り離されます。車窓の景色は例年より雪深いものの、一晩を通じて雪は降らなかったので、ヘッドマークも雪に覆われることなく、クリアな顔で青森に到着することができました。

 機関車は敦賀車ですが、客車のほうは「盛アオ」です。各車両の連結面に記された「盛アオ」、「秋田総合車セ」という白い文字を見ると、地元の車両ががんばって走ってるんだなあと思えてきて、ますますこのブルトレがいとおしくなります(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225538.jpg 「盛アオ」の文字。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225543.jpg 「秋田総合車セ」の文字も。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225531.jpg ブルトレに「青森」、似合う。

 現在の下り「日本海」のスジはかつての「日本海1号」のスジ。「日本海1号」がここで機関車をED79に付け替えて函館まで乗り通していたこともありました。そのスジを受け継いだのが、6番線で発車を待っている08:57発の4045M特急「白鳥45号」です。485系3000番台、イエローヘッドです。今日も「日本海」を降りて「白鳥45号」へ乗り換えた人もいたことでしょう。

 切り離されたEF81-45が静かに海側へと走り去ります。ヘッドマークは前後両方に付いています。平日の朝だけあって、08:58発の4010M特急「スーパー白鳥10号」八戸行きの到着を待つ4番線は、ビジネスマンが長い列を作って混雑しています。それとは対照的に、「日本海」の着いた1・2番線ホームはひっそりと閑散としています。朝の青森駅のちょっと寂しげなコントラストです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225549.jpg 機関車が切り離されたカニ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818225521.jpg ▲今日大阪から牽引してきたのはEF81-45。役目を終えて海側へと単機で去っていく。