今日の下り寝台特急「日本海」
昨17日の朝、北京を発って日本へ一時帰国しました。途中の経緯はおいおいご紹介するとして、成田空港に着いた僕は夜には富山駅前で飲んでいて、富山発22:20の4001レ寝台特急「日本海」に乗って、今朝08:34、青森へ到着したのです。1月26日に上り「日本海」に乗ったのに続いて、また乗ってしまいました、「日本海」。
今朝青森到着の「日本海」を大阪から牽引してきたのは、昔ながらのローズピンクのEF81-45、敦賀車です。編成は短編成で、後ろから1号車、2号車の順で、6号車の次が11号車、そして開放式A寝台の12号車、先頭が電源車という構成です。
青森駅1番線に定刻到着。
青森に到着すると、EF81-45はすぐに切り離されます。車窓の景色は例年より雪深いものの、一晩を通じて雪は降らなかったので、ヘッドマークも雪に覆われることなく、クリアな顔で青森に到着することができました。
機関車は敦賀車ですが、客車のほうは「盛アオ」です。各車両の連結面に記された「盛アオ」、「秋田総合車セ」という白い文字を見ると、地元の車両ががんばって走ってるんだなあと思えてきて、ますますこのブルトレがいとおしくなります(^^)。
「盛アオ」の文字。
「秋田総合車セ」の文字も。
ブルトレに「青森」、似合う。
現在の下り「日本海」のスジはかつての「日本海1号」のスジ。「日本海1号」がここで機関車をED79に付け替えて函館まで乗り通していたこともありました。そのスジを受け継いだのが、6番線で発車を待っている08:57発の4045M特急「白鳥45号」です。485系3000番台、イエローヘッドです。今日も「日本海」を降りて「白鳥45号」へ乗り換えた人もいたことでしょう。
切り離されたEF81-45が静かに海側へと走り去ります。ヘッドマークは前後両方に付いています。平日の朝だけあって、08:58発の4010M特急「スーパー白鳥10号」八戸行きの到着を待つ4番線は、ビジネスマンが長い列を作って混雑しています。それとは対照的に、「日本海」の着いた1・2番線ホームはひっそりと閑散としています。朝の青森駅のちょっと寂しげなコントラストです。
機関車が切り離されたカニ。
▲今日大阪から牽引してきたのはEF81-45。役目を終えて海側へと単機で去っていく。