宗谷岬でタコしゃぶplease！（その45；「ちばき屋」の支那そば）
▲ このあとは宗谷岬とはまったく反対方向に進んで行くので、別の書庫を立てようかなとも思ったのですが、タコしゃぶから続く一連の旅なので、やはり引き続き同じ書庫の中でレポートしていくことにしました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします(^^)。
というわけで、2009年9月9日、羽田空港。
我がふるさと青森にはJALしか就航していないこともあって、ANAが離発着する羽田空港第2ビルに行くことはほとんどなく、たまに行くと新鮮です。ずらりと並んだ青い翼にひょこっとポケモンジェットが混じっていたりするエプロンはまこにもって壮観です。
「北斗星」の車内では朝食を食べなかったので、搭乗前にちょっと早めのランチを食べたいところ。
羽田空港第2ビルで食べたいもの、それはただ一つ(笑)、「ちばき屋」のラーメンです。
僕はしばらく前まで東京の拠点が葛西にあったのですが、ここは「ちばき屋」のお膝元です。「支那そば」と「煮玉子」が定番メニューですが、細めのちぢれ麺や澄んだ醤油スープに浮くシナチクはいかにも「支那そば」。葛西ではちょくちょく通って支那そばをすすっていたものです。
その「ちばき屋」が、羽田空港第2ビル供用開始まもなく、その中に開店したという話は聞いていましたが、探してみると、セキュリティチェックを抜けた搭乗待合室のほうにあるため、飛行機に乗らない人は食べられないということで、長らく食べる機会がないでいました。
そして数年前、確か大館能代行きのフライトに乗ったときだったかに初めて羽田空港内でこれを食べました。残念ながら「ちばき屋」の店舗が出ているのではなく、「ANA FESTA」という全日空グループのエアポート・ショップのメニューの一つとして出されていることがわかりました。「ちばき屋」がプロデュースしたという位置づけのようで、「ANA FESTA」の前にはいちおう「ちばき屋」の立て看板も置いてはありますが、「ちばき屋」の店員が作る「ちばき屋」の支那そばそのものというわけではないようです。
でもおいしいですよ。 そうは言っても、おいしいです。昔、小料理屋をやっていた僕の伯母が、僕の小さい頃に作ってくれた支那そばに麺もスープもよく似ているんです。僕は伯母のその支那そばが大好きで、一日三食、伯母にねだって作ってもらったこともありました。「ちばき屋」の支那そばを食べるといつもそのことを思い出します。
そして今回も、チェックインを済ませてそそくさとセキュリティゲートを通り抜け、「ちばき屋 ANA FESTA」へ直行です。やっぱりおいしかった。隣で食べていた人が店員さんに「他にお店はないの？」と尋ねてました。店員さんは「葛西にあります」と答えていましたが、空港以外に店があったら行ってみたいと思わせるぐらいはおいしいと思ってもらえたということですよね！
ところで先日、羽田空港第1ビルのほうでも似たような形態のラーメンを見つけました。こちらもチェックインが済んで搭乗ゲートの方へ入ってからでなければ行けないのですが、「第3ベイサイド」と「第7ベイサイド」というレストランで札幌ラーメン「味の時計台」がメニューに入っています。こちらも一度食べてみましたが、「ちばき屋」同様「味の時計台」の店舗そのものというわけではないので、どこか違う感じがいたします。
僕はそういうわけで第1ターミナルを利用することのほうが圧倒的に多いので、「味の時計台」にアクセスするチャンスのほうが多いわけですが、「味の時計台」ゴメン、僕はやっぱり「ちばき屋」の支那そばが食べたいよ(^_^ゝ。
▲「ちばき屋」プロデュース