毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北陸本線南下。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185837.jpg ▲特急電車新旧対照?手前に683系2000番台、向こうに国鉄色489系。

 2010年1月27日、金沢駅をあとにして。

 急いで金沢駅1番線ホームに上ってみたものの、「北陸」は小松方へ引き上げ始めていて、残念ながら「北陸」をゆっくりと見ることはできませんでした。それでも今回「日本海」から「北陸」、「能登」と続けてウオッチすることができたのはなかなか楽しい体験でした。

 さて、金沢駅を去らねばなりません。

 そのために乗るのは、2番線に停車している06:46発の5054M特急「しらさぎ54号」です。名古屋行きではなく、地味に米原行きです。681系、683系は「サンダーバード」や「はくたか」で何度か乗ったことがありますが、683系2000番台が充当されている「しらさぎ」に乗るのはこれが初めて。JR東海乗り入れを意識したオレンジ色の細いラインや「SHIRASAGI」のロゴマーク、「米原」という行き先LED表示がなんだかとても新鮮です。隣のホームの奥にはまだ「能登」が停まっていて、特急電車の新旧交代を目の当たりにしたような気がします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185842.jpg 米原行き「しらさぎ」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185846.jpg 特急「しらさぎ」のロゴ。

 50号台を付けた米原止まりの「しらさぎ」は5両編成。先頭車両が5号車で、1号車がグリーン車、2、3号車が普通車指定席、4、5号車が自由席。1号車は非貫通型のクロ682形ですが、5号車のほうは貫通型高運転台車両クモハ683形です。
 金沢出発の時点から自由席を中心にかなりの席が埋まります。平日の朝ですからスーツ姿のビジネスマンがやはり多く見受けられます。(僕の乗った3号車には朝6時台だというのにスルメを肴に缶チューハイなどを開けているおじさんグループもいて生臭かったですが(^_^ゞ)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185855.jpg なかなかの乗車率です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185833.jpg 先頭は貫通型クモハ683。

 スマートに伸びたブルーとオレンジの細めのラインが実に印象的です。681系や683系のグリーン車はかなりグレードが高いという評判なのでぜひ一度乗ってみたいものですが、まだなかなか思い切れません。

 おっと、忘れちゃいけない。3番線にはデカ目がいたんです。06:55発の金沢始発福井行き普通列車322Mです。塗装は今様の北陸色ですが、ばっちり急行型475系です。富山~金沢間では食パン電車の419系も何編成か見かけましたし、北陸ではまだまだ活躍しているようです。急行型車両のボックスシートに座って、駅弁でも食べながらのんびり行きたいところですが、今回はそれは断念。まもなく「しらさぎ54号」が発車します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185850.jpg グリーン車乗ってみたい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185827.jpg ▲デカ目健在!福井行き普通列車322M。