宗谷岬でタコしゃぶplease!(その32;ほしのゆめ)
▲釜で炊いた白い飯ほどうまいものはない。
2009年9月7日、夕食は続く。
小樽ビールも飲み、小樽ワインのボトルも開いて、いい気分になってきました。窓ガラスの外の運河の灯りも心なしか気分よく揺れています。
「運河の宿 ふる川」の夕食は続きます。焼物は十勝産牛ロースと茄子のオーブン焼。写真でわかるかどうか、おもしろいことに牛肉の下に茄子が敷いてあるんですね。で、朴葉味噌のような味噌が小鉢で付けてあり、これをちょこっと付けて食べるとおいしさ倍増。この味噌は白いご飯に載せて食べてるとさらにおいしいです!あ、十勝産牛肉ももちろんおいしいです!
十勝産牛ロースと茄子焼き。
酢物はじゃが芋のソーメン風とツブ貝。僕は酢味噌和えが概して好きなのですが、このツブ貝も酢味噌和えでこりこりした食感とともにまことにおいしい。下に敷かれているのは一見するとダイコンを千切りにした刺身のつまに見えますが、実はコレ、じゃが芋です。おもしろい工夫ですよね。
酢の物はツブ貝。
続いてシーフードのメインディッシュ(台物)は柳の舞のソテー、ウニのクリームソース。ヤナギノマイという魚はカサゴ、メバルの仲間で、東北地方以北、日本海北部、オホーツク海に多く産する白身魚。
鮮度が落ちやすいので産地以外では刺身にはならず、普通は煮魚や塩焼きなどにしかできないそうですが、漁期は春先から初夏にかけてで水揚げは小樽が多く、道南の寿都・瀬棚・松前や道東の根室・落石あたりでも多少揚がるとのことです。東北・北海道以外ではあまり知られていないとのことですが、青森人の僕も知りませんでした(^_^ゝ。ヤナギノマイの煮付けは知られざる北国の逸品で、刺身や塩焼きにしても美味であると、評価の非常の高い魚です。今回はそれをソテーしてウニのクリームソースでいただきます。なんかゼイタク~~(^^)。
鮮度が落ちやすいので産地以外では刺身にはならず、普通は煮魚や塩焼きなどにしかできないそうですが、漁期は春先から初夏にかけてで水揚げは小樽が多く、道南の寿都・瀬棚・松前や道東の根室・落石あたりでも多少揚がるとのことです。東北・北海道以外ではあまり知られていないとのことですが、青森人の僕も知りませんでした(^_^ゝ。ヤナギノマイの煮付けは知られざる北国の逸品で、刺身や塩焼きにしても美味であると、評価の非常の高い魚です。今回はそれをソテーしてウニのクリームソースでいただきます。なんかゼイタク~~(^^)。
ヤナギノマイ、お初。
もういいかげん腹いっぱいというところですが、ここで白いごはんの登場です。一人一人お釜で炊き上げた白いごはんが出てきます。米は道産ほしのゆめ。ししゃも、たらこわさび漬け、野沢菜が付きます。小さなお釜でふっくらつやつやに炊き上げられた白いごはんはまさに日本人のソウルフード。ししゃもや漬け物と合わせても良し、先ほど牛肉に付いてきた味噌を載せて食べるとこれまた良しです。止椀は赤井川産豚ばら肉と芋団子の味噌仕立て。これでもかという感じです。満腹です。完食です。
お釜、登場。
味噌を載せて白い飯。
ししゃもに漬け物。
とうとう食べ尽くしました。最初から最後まですばらしいお料理でした。これを運河を眺めながらゆっくり時間をかけて楽しむ、旅先ならではの贅沢です。
デザートが並びました。手作りシフォンケーキと小豆ゼリーです。コーヒーや紅茶ではなく、日本茶を合わせます。ごちそうさまでした。もうおなかいっぱいで、明日の朝までもう何も食べたくありません(^^ゞ。
▲デザートは手作りシフォンケーキと小豆ゼリー。