宗谷岬でタコしゃぶplease!(その28;札幌ら~めん共和国)
▲なにやらレトロな雰囲気漂う横丁は札幌ら~めん共和国の一角。
2009年9月7日、札幌ら~めん共和国。
札幌駅に着いて荷物をコインロッカーに預けると時間はぼちぼち午後1時。遅目のランチタイムにしたいところ。そこで足を向けたのが、駅ビル「エスタ」の10階レストラン街に2004年にオープンした札幌ラーメンのフードテーマパーク「札幌ら~めん共和国」。この手の施設では新千歳空港のターミナルにある「札幌ラーメン道場」には行ったことがありますが、こちら「共和国」は初めてです。
この「共和国」、「ご当地ラーメンとしての「札幌ラーメン」のルーツともなった昭和20年代の町をビルの中に再現」しているそうで、丸ポストのある郵便局や昔ながらの理髪店や商店が並ぶ商店街の小路が再現され、中央には踏切もあって、踏切脇にある駅のホームには蒸気機関車が牽く列車が入っていて、発車時には踏切が鳴ったりして、なんだかもうこれだけで楽しいです。
歩くだけで楽しい。
踏切もあります。
札幌ら~めん共和国と言っても、道内各地のラーメン店が集まっていて、定期的に店舗が入れ替わります。常時9店舗ぐらい店を開いている感じですね。昭和20年代の商店街を歩きながら、どの店に入ろうか思案します。もう午後1時を回っているのでどの店もそれほど混んではいなくて、すぐに入れそうです。
札幌ラーメンと言えば味噌ラーメンですが、この日の昼は味噌という気分ではなかったので、小樽の「初代」という店に入りました。「初代」と流れるような毛筆の文字が入ったのれんがかかる店内は落ち着いた感じなのに、どうして「初代(はつよ)」なんていう場末の飲み屋のような店名なんだろうといぶかしく思いましたが。
南小樽の「らーめん初代」。
なかなか落ち着いた感じ。
ところが、「はつよ」ではなかったんですね~~(^_^ゝ。「しょだい」って読むんだそうですよ、このお店は。わっはっは。「何代続こうとも味は一代限りなり」との想いから初代と命名されたそうです。たいへん失礼いたしました。
ということで、醤油ラーメンを注文いたしました。濃い色のスープに、かなり大きなチャーシューと、ネギ、メンマ、海苔が載っています。これに煮玉子もつけましょう。麺は中太の細めといった感じでしょうか。ちょうどスープが麺にうまく絡むぐらいの太さというのでしょうか。とにかくいただきます。もう速攻食べて速攻完食しました。日本人ってどうしてこんなにラーメンが好きなんでしょうね。この「初代」のラーメンも、おいしくおいしく、いただきました。もちろんスープ一滴残さずに!ごちそうさま!
「初代」の醤油ラーメン。
▲この麺の感じやスープ、煮玉子、いかがでしょう。