毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その14;JRタワーから)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141913.jpg ▲札幌駅直結のJRタワーの地上160m展望室から眺めた札幌の夜景。大通り公園方面ですね、これは。

 2009年9月5日、酔い覚ましと腹ごなし。

 サッポロビール園で粘りに粘ってジンギスカンを限界超えまで食べて、もうふらふらです(^^)。酔い覚ましと消化促進のため、帰りは歩きます。てくてくと歩いて函館本線千歳線の線路をくぐり、テレビ塔下を抜けて札幌駅まで歩きました。

 ここでふと思い出したのが、ホテルでもらったJRタワーの割引券。せっかくだから上ってみよう。

 札幌駅の駅ビルの一部を構成するJRタワーの地上38階、高さ160mのフロアが展望室になっていて、「T38(Tower Thirty-Eight)」と呼ばれています。建造物では北海道一の高さを誇り、晴れていれば小樽、丘珠空港石狩湾新港などが見渡せ、札幌の街並を360度楽しむことができるのだとか。

 しかし、最初の入口が見つけにくいですね。特にいったん札幌駅のコンコースに入ってしまうと案内表示そのものが見つけにくくなり、入場券売り場とエレベーター乗り場にたどり着くまでに難儀してしまいました。

 しかしいったんたどり着いてしまうとあとはするするとエレベーターで地上160mの空中楼閣へと上ります。この空中楼閣は暗い。非常に暗い。これは夜景を見やすくするように照明を落としてあるんですね。そのおかげで自分の姿などがガラスに映り込むことなく札幌の夜景を堪能することができます。時間も時間なので遠くまで見通すことができませんが、フロアをぐるりと回りながら、駅周辺や大通公園テレビ塔などに煌々とともるネオンや照明に彩られた北の大都市・札幌の面貌をゆっくりと楽しむことができました。

 このフロアの一角に「T'CAFE」というバーがあります。フロア全体と同じように落とされた照明の下で、ドリンクを飲みながらおしゃれに夜景を楽しめるスポットです。今回は完全にジンギスカンサッポロビールにやられていたのでこのカフェには立ち寄れませんでしたが、そうでなければデートスポットとして活用したいもんですよ、できるものなら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141917.jpg ▲夜景がよりよく楽しめるように照明が落とされたJRタワー展望室。