毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その4;青森車両センター)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141452.jpg青森駅からまもなく発車の「スーパー白鳥95号」。

 2009年9月5日、北海道へ。

 「あけぼの」を眺めているうちに「スーパー白鳥95号」の発車時間が迫ります。わずか5分の待ち合わせで乗り継げるのですから「あけぼの」から「スーパー白鳥95号」へ乗り継ぐ人もいることでしょう。この日の789系「スーパー白鳥95号」は8両編成ですが、車内はいっぱいです。このあとの「スーパー白鳥1号」も早々に指定席は満席になりましたから、函館でイベントでもあるのかもしれません。

 青森駅を発車した「スーパー白鳥95号」は大きく右カーブを描きながら東北本線と別れ、僕の母校の小学校を右に見ながらしばらく奥羽本線と併走し、西滝川を渡ったところで再び右カーブがやってくると、奥羽本線ともお別れです。

 そして左に広がるのは青森車両センター。先ほど「あけぼの」到着の前に引き上げていった国鉄色583系がここで一夜の疲れを休めています。隣には「はまなす」の客車とヘッドマークをつけたままのED79もいるようですね。


 そのもう少し先で突然見えてきたのは、京浜東北線。えっ、なんで?

 京浜東北線の209系がE233系に置き換えられているのは知っていますが、そこで吐き出された209系の多くは房総各線や南武線に転出になったのでは?どうして出番のない青森なんかにいるんだろ?しかも、3編成もがずらりと並んでいます。青森で209系を見るなんて違和感たっぷりです。これらの車両はこれからどこへ行くのでしょう。非常に気になります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141502.jpg 青森に並ぶ209系。

 そんなこんなで「スーパー白鳥95号」は青函トンネルをくぐり抜け、11:19に木古内に到着です。北海道に渡っても青空が続いていました。反対側のホームにJR北海道色のキハ40が停まっているのが見えます。11:15に函館から到着した江差行き普通列車122Dでしょうか。122Dは11:25に木古内を発車します。江差線は列車本数が少ない上に朝夕にかたまっているのでなかなか利用しにくく、まだ乗ったことがありません。

 木古内から42分、「スーパー白鳥95号」は定刻どおり終点函館駅の大きくカーブしたホームに到着しました。大勢の乗客がぞろぞろと降りて出口へ向かいます。ほんとにいったい何のイベントがあるんだろう?それともまだ夏の観光シーズンの土曜日だから訪れる人が多いだけでしょうか。一方、僕はここですぐ乗換えです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141505.jpg 木古内駅到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141510.jpg ▲海峡を越えて函館駅に到着した「スーパー白鳥95号」。