毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

中国鉄路あっちこっち(東風4型重連)

イメージ 2 ▲阜新駅構内に進入してきた「東風4型」ディーゼル機関車重連牽引の貨物列車。

 2009年6月29日、阜新駅。

 前回は中国遼寧省西部の阜新駅から乗ったK7357次列車のレポートをしましたが、このK7357次列車の発車を阜新駅のホームで待っていたら、瀋陽方からゆっくりと列車がやってきました。貨物列車です。中国の貨物列車は、一両一両がでかい貨車を40両、50両も連ねた長大編成がふつうで、それが標準軌を走るさまは迫力満点。

 そんな貨物列車が、なんと中国を代表する機関車「東風4型」ディーゼル機関車の、しかも重連に牽かれて、阜新駅構内にゆっくりと入ってきました。「東風4型」の重連を間近に見るのは初めてかも。これから乗ろうとするK7357次列車を牽引するのも「東風4型」の「DF4-2256号機」ですがこちらの塗装はオレンジ色。一方、貨物列車を牽いてやってきた「DF4-6087号機」を先頭とする重連は昔ながらの深緑色の塗装。重厚さが増します。

 どこから来てどこへ行く貨物列車でしょうか。阜新から西へ走れば河北省へ抜けるか、それとも内蒙古自治区へと走り去るのか。重要な貨物輸送手段として旅客列車よりもはるかに多い本数が中国全土を走っている貨物列車の活躍はまだまだ続いていくことでしょう。

イメージ 1 ▲一瞬並んだ「DF4-2256号機」と「DF4-6087号機」。