初!Report from Capital Beijing!
2009年8月16日、カレーが食べたい。
北京に引っ越してきてようやくというかもうというか、一ヶ月とちょっとが過ぎました。さっそくにでも北京レポートをお届けすべきところ、週末は自宅の引っ越しに持つの片付けだ、平日は仕事だ、なんだかんだと過ごしているうちについつい北京レポートを怠けてしまいました。
そして今日がようやく初めての北京レポートです。しかしながら、北京と言えば天安門、故宮、天壇公園、雍和宮、頤和園、万里の長城あたりをレポートすればいいものを、たいへん申し訳ありませんが、初北京レポートのネタは「CoCo壱番屋」です(^_^ゞ。
この週末、突然日本のカレーライスが食べたくなりました。現在の北京には星の数ほど日本料理屋があるそうです。そしてあのカレーのチェーン店「CoCo壱番屋」も中国に進出していて、上海がいちばん多いけれど、北京にもあるというウワサをキャッチしました。よし、行ってみよう。
自宅の最寄りの地下鉄駅は「亮馬橋」。ここから地下鉄10号線に乗り、恵新西街南口で5号線に乗り換えて北へひと駅、恵新西街北口で降ります。地上に出て少し北に歩くと、見えてきたのはおなじみのマーク、イトーヨーカドーであります。
おなじみのマークです。
中国では「華堂商場」という。
イトーヨーカドー、北京には6店舗ぐらいあるらしいですが、僕は今回が初めて。地下の食品売り場に行ってみてびっくりしたのは、商品の並べ方が日本のスーパーと同じで、しかも品物が豊富、買い物客も大勢でものすごいにぎわいを見せていたこと。こりゃすごいわ……瀋陽で大型スーパーと言えばカルフールでよく行っていたし、カルフールは北京にもたくさんあるけれど、イトーヨーカドーの食品売り場を一回見てしまったらこりゃもうカルフールには行けないわ……。
ぱっと見た感じ、全然日本国内のCoCo壱番屋と変わりません。だいたい店の名前がアルファベットと漢字だけだから、全然違和感がないです。テーブルの上には福神漬け、フォークとスプーンと濡れナプキン、このへんも日本と変わらず、席に就くと氷の入った冷たいおひやを出してくれるところなんか日本そのもの。中国ではおひやを出す習慣はないので、ちょっとうれしい(^^)。
これが北京のココイチだ。
ちょっと空いてるかしら。
メニューも日本と変わらないと思います(最近日本で行ってないけど)。日本語も書いてあるし、注文のしかたも日本と同じ。僕は牛しゃぶカレーをごはん500g、4辛で注文。サイドメニューはツナサラダ。
店内は、この時間帯にしては空いている感じ。隣接する他店と比べてもちょっと寂しい感じがします。それに、中国人客でカレーを頼んでいる人はあまりいない感じ。パスタとかなんか違うものを食べている人が多い。カレーライスは首都北京でもまだまだそれほど浸透していないということでしょうか。
さーて、牛しゃぶカレーが出てきました。見るからにおいしそう。そして実際に食べてみて、オイシイ!中国でこれぐらいのカレーが食べられれば十分だ。牛しゃぶカレーは32元(=約448円)、これにライス500gで10元増しなのでトータル42元(=約588円)は決して安くないけれど、たまにこういうのが食べられるというのはウレシイ。
全体を見回して限りなく日本にいるのと違わない雰囲気ですが、唯一中国を感じさせるものと言えば、テーブルに敷いてあるトレー替わりの紙。ここにはばっちり中国語で「カレーは健康食品です」「CoCo壱番屋 in the world」なんていう宣伝と、店舗案内が書いてあります。今のところ北京市内には2店舗あって、近々もう2店舗がオープンするようです。おや、そのうち1店はうちのかなり近所だな。いや~こりゃ通っちゃうかも?(^^)
というわけで、北京からの初レポートはCoCo壱番屋のカレーでした。おそまつ!!
出そろいました!
▲トレー替わりの紙に書いてある中国語を見て「あ、ここは中国だったんだ」と思い出した次第。