毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

はまなすベイライン大湊線

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224120.jpg青森駅に到着した快速「しもきた」。

 さて今日は、2009年6月2日の青森駅のワンシーン。

 この日は青森16:50発の28M特急「つがる28号」に乗って上京しなければならなかったので青森駅へ行ったわけですが、途中買い物があって早めに家を出たせいで、駅にもちょっと早めにつきました。雲一つない快晴となったこの日はたいへん気持ちよく、青森駅2番線には16:09発の17M特急「つがる17号」が、隣の3番線には16:23発秋田行き普通列車662Mが青空に映える青森ベイブリッジをバックに発車を待っていました。この「つがる17号」は485系3000番台で運転されるのですね。ちょっと珍しい感じ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224104.jpg いい天気でした~~。

 僕の乗る「つがる28号」は「つがる17号」が去った2番線からの発車予定なので、1・2番線ホームに降りて列車を待ちます。

 ところが、次に2番線にやってきたのは、キハ100形の単行でした。16:18着の3533D快速「しもきた」ですね。あれ?到着して乗客がぞろぞろと降り始めたキハ100-204の前面部を見ると、「普通」の幕が出ています。でも車側の行き先表示幕も反対側の前面部も表示は「快速」。どうして進行方向前面部だけ「普通」なんだろう?それにしても大湊線はほとんどキハ100形になってしまったようです。今はキハ40系で走る列車はなくなっちゃったのかしら?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224109.jpg あれ?なぜか「普通」の幕。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224114.jpg こちらは「快速」なのに。

 快速「しもきた」は青森・八戸と大湊を結んで一日に何本かありますが、そのうち二往復は野辺地~大湊間の大湊線部分は各駅停車で、野辺地~青森間だけ快速運転をしています。この3533Dも大湊線内は普通列車734Dとして各駅に停車します。だから、大湊線内は「普通」の幕を掲げて、東北本線に入ったら表示を「快速」に変えることにしているのに、今回は運転士さんがし忘れたということなのかもしれません。

 ところで、今回初めて気がついたのですが、ドアの脇にちょっと控えめにですがなにやらイラストが描かれていました。「はまなすベイライン大湊線」という文字の上に、これはおおそらく下北半島の形に組合わせた人の顔のイラストと、むつ湾の波、そしてはまなすの花が描かれています。大湊線にも愛称があったのですね。東北新幹線八戸以北開業後はJRに接続しないJRの孤立路線となってしまい、存続に不安を残す大湊線ですが、「きらきらみちのく」など観光列車も乗り入れているし、大間のマグロも人気だし、このままがんばり続けてほしいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224126.jpg 大湊線に愛称があったとは。

 到着した3533Dは、18:32発の3538Dとして折り返すまで、車両センターに引き上げてしばらく休憩に入るはず。引き上げて行けば次はいよいよ僕の「つがる28号」です。
 大湊線もしばらく乗りに行ってません。2006年の秋に有戸駅吹越駅に行きたくて久しぶりに出かけましたが、大湊線は強風のため運休で代行バス利用となり、乗車を果たせませんでした。野辺地駅は何度となく通るし、青森駅では快速「しもきた」をいつも見かけるのですが、大湊線に足を踏み出せません。大間~函館のフェリーと組合わせてみたりして、下北方面へ出かけてみたいですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224130.jpg ▲愛称のついた大湊線は今やキハ100形が主流。さてこれから車両センターへひきあげます。