またまた「あけぼの」に乗りました(その1;入線)
▲DE10-1765機に牽かれて青森駅1番線にゆっくりと入線する上り「あけぼの」。
2009年6月4日、またまた「あけぼの」に乗りました。
夏至も近づくこの頃は日が長く、午後6時前と言ってもまだ昼間の明るさです。そんな時間帯に青森駅へ行き、隣接する駅ビル「LOVINA」や駅構内の売店などで食料を調達し、「青森・函館フリーきっぷ」の「かえり券」で改札を抜け、1・2番線ホームに下りました。隣の4番線には17:37着、17:43発の八戸行き4030M特急「スーパー白鳥30号」が入っていました。これに乗れば夜10時台には東京に着けるし、「あけぼの」より38分もあとにでる「白鳥32号」に乗ったってその日のうちに東京に着くことができます。それなのに敢えて「あけぼの」。旅はこうでなくっちゃ(^^)。
「スーパー白鳥30号」。
さて、1番線。青森駅で「上野」の文字を見かけるのも一日に一回こっきりになりました(「カシオペア」はホームに入るけれど旅客扱いがない)。こんな寂しいことがあるでしょうか。そのたった一度の「上野」行き、それが寝台特急「あけぼの」です。1番線には「寝台特急あけぼの」と書かれた乗車案内札がかかっています。ちょうど青森ベイブリッジの下あたりが8号車ゴロンとシートになるようですね。
青森発唯一の上野行き。
「あけぼの」の乗車案内札。
17:43に「スーパー白鳥30号」が出発すると、いよいよ「あけぼの」の入線です。先頭はもちろんDE10。この日はDE10-1765が担当です。そのうしろにカニ、8号車と続いていちばん後ろが1号車、そして更に、1号車の後ろにはすでにEF81が連結されていて、まるでプッシュプル運転のような出で立ちです。いつからかわかりませんが(ごく最近のようです)、以前は青森市東部青森中央大橋下の車両センターにいた機関車が、西部の西滝にある車両センターのほうで待機するようになり、客車の入線時に一緒に連結されて移動してくるようになったのだそうです。
「あけぼの」入線しました。
列車が1番線に入りきってしまうと、DE10はすぐに切り離されます。横顔には夕暮れ色が混じってきた西日が当たって、車体のみかん色がいっそう濃くなったようです。
客車のほうはドアが開いて乗車OK。しかし、まだ「白鳥」+「はやて」でその日のうちに東京へ着ける時間帯ですから、青森駅から「あけぼの」に乗り込む人は多くはありません。4号車は開放式B寝台車ですが、羽後本荘までは指定席特急券で乗れるヒルネ扱いです。
客車のほうはドアが開いて乗車OK。しかし、まだ「白鳥」+「はやて」でその日のうちに東京へ着ける時間帯ですから、青森駅から「あけぼの」に乗り込む人は多くはありません。4号車は開放式B寝台車ですが、羽後本荘までは指定席特急券で乗れるヒルネ扱いです。
まだ明るく日が差すホームいっぱいに横たわって発車を待つブルトレの寝台特急「あけぼの」。この時間帯っていいですよねー。しかも見てるだけじゃなくて、僕はこれからこれに乗るんですよ!ふっふっふ(´ー`)┌フッ。さて、僕もそろそろ乗ろうっかなー。5月31日に上野から下りに乗ったときは2号車5番下段でしたが、今度は2号車7番下段です。さ、乗ろ乗ろ。
DE10に夕日差す。