あじさぽでミソカレバタ。
▲青森「味の札幌」のミソカレバタラーメン。
下り寝台特急「あけぼの」に乗って青森に着いた僕は、母親に付き添って税務署に出頭し、用事が済んだらお昼近くになったので、母と一緒にランチをすることになりました。
青森に帰省すると必ず一回は食べに行く店があります。それは「味の札幌」というラーメン屋。青森市民なら高校生の頃から通い慣れている人も多いはず。誰も「味の札幌」なんて呼び方はしませんで、みんな「あじさぽ」と呼んでます。最近は「味噌カレー牛乳ラーメン」なるものが世に認められるようになったせいかYahoo!Japanに取り上げられたり全国的に有名になってきている気配もありますが、「味噌バター」「味噌カレー」、「味噌カレーバター」、「味噌牛乳」、「味噌カレー牛乳」、「味噌カレー牛乳バター」は昔からこの店のラインナップ。
アラスカ会館の1階に入っている「分店」のほうが美味いという人もいるし、あじさぽより美味いラーメン屋は他にもあるという人もいるし、人の好みはさまざまですが、僕は昔から青森市内ならここのラーメンがいちばんウマイと思っとります。凝りに凝って何が何でもひとひねりふたひねりした「ウマイ」ラーメンを作ってやろうという最近流行りのラーメン屋ではなく、特にどこをどう凝るでもなく、ただ坦々と昔どおりにラーメンを作っている感じ。だから長続きするんでしょうね。
そんなわけで今回は、母は味噌ラーメン、僕は味噌カレーバターラーメンを食べました。「味噌カレーバターラーメン」なんて長音記号が三つも入るまどろっこしい言い方はしませんけどね。「ミソカレバタ」、これでOK。今回もおいしかったです。札幌ラーメン系だけに味噌ラーメンがメインですが、醤油ラーメンも塩ラーメンもおいしいんですよ。
こちら味噌ラーメン。
ミソカレバタの太麺。
ランチのあとに駅前通りで少々買い物をして、帰宅します。かつて通った小学校の前にさしかかると、踏切に止められました。何が来るのかなと待っていると、駅方面からやってきたのはキハ100形キハ100-205の単行。前面には「快速しもきた」の幕が出ています。青森着16:18の3533D「快速しもきた」の回送引き上げに出くわしたようです。この3533D、大湊線内は各駅停車(列車番号は734D)で、東北本線区間だけが快速運転になる列車です。次の出番は18:32発の3538D「快速しもきた」。それまで車両センターでひとやすみというわけです。
3533Dの回送引き上げ。