ひさびさ「あけぼの」乗りました(後編)
▲「あけぼの」引き上げのためにやってきたDE10-1764。リンゴかあさんが見守ってます。
先頭に立ってやってきた牽引機EF81-137が切り離されて海方向へ去っていってしまうと、残された客車のほうはドアが閉まり、行き先表示幕などのバックライトが消灯されます。青森まで乗り通した数少ない乗客は、多くは青森駅での下車客だと思いますが、10:01発の4095M特急「スーパー白鳥95号」に乗り継いだ人もいたでしょう。「あけぼの」からこれに乗り継ぐと、12:02に函館に着くことができます。
終点、青森。
EF81が去った客車。
ホームに残る連絡船の文字。
やがて、最後尾だった1号車のほうへ、側線で待機していたDE10-1746が近づいてきました。夕方18:08に上りの「あけぼの」となって上野へ折り返すまで、青森市西郊の車両センターで編成を休ませるための引き上げ用のDE10です。側面には「青」のプレートの隣に、チョークで手書きした「入2」というプレートも差してあります。こうしてDE10がブルトレの入れ替え作業を行う駅は全国で本当にごくわずかになってしまったような気がします。
DE10を待つ1号車。
まもなく連結です。
「あけぼの」の行き先表示幕には時々、かつての運行ルートの名残である「奥羽線経由」の文字が入ったものが掲出されていることがありますが、今回は8両とも「奥羽線経由」の文字は入っていませんでした。ちょっと寂しい感じ……。
そうこうしているうちにDE10の連結作業が完了し、車両センターへ引き上げる準備ができました。僕もこれに乗せて行ってくれれば実家のすぐ近くまで行けるのですが……(^_^ゝ。
そうこうしているうちにDE10の連結作業が完了し、車両センターへ引き上げる準備ができました。僕もこれに乗せて行ってくれれば実家のすぐ近くまで行けるのですが……(^_^ゝ。
唯一残った上野発青森行き。
▲DE10の連結が完了し、さて、引き上げますよぉ~。