毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

流氷求めて「オホーツク」(その16;おまけ)

イメージ 1 ▲ほぼ同じ高度を逆に飛んでいくどこかの飛行機。

 2007年2月27日、日本海上空(たぶん)。

 道東流氷の旅から東京へ帰ってきた翌日は、成田からまた飛行機に乗って瀋陽へ帰ります。フライトは全日空NH925便。この日の機材はB767-300ERで、レジはJA608Aでした。

 飛行機に乗って窓の外を眺めていると、時々別の飛行機が飛んでいるのを見かけることができます。でも、だいたいは巡航速度800km/hぐらいで飛んでいるわけですが、方向が逆だと相対速度は1,600km/hにもなるのですから、瞬くヒマもないほどほんの一瞬で横切っていく感じです。しかもいつ現れるか事前にわかるわけはないので、アッ!と思ったときにはもう視界の外に消えています。だいたい自分が乗っている飛行機よりも低い高度を飛んでいる飛行機を見かけることが多いですが、とても写真になんか収められません。

 なので、このときNH925便の機内から、ほぼ同じ高度を日本方面へ飛行する飛行機とすれ違ったとき、どうして写真が撮れたのか、今となっては思い出せません。とにかくこのとき、どこからか飛んできてすれ違っていく写真を撮ることができたのです。成田を発ってから約1時間半後でしたから、日本海の上空だったでしょうか。

 列車の「すれ違い」なら無数に経験していますが、飛行機でのすれ違いは初めて。日本への流氷旅行の最後のおまけになりました。これで今回の連載は終わりです。読んでくださってありがとうございましたヽ(^。^)丿。