毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

流氷求めて「オホーツク」(その15;松島や~ああ松島や)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131845.jpg日高山脈を越えたエア・ドゥ。日高の西海岸がよく見える。

 2007年2月26日、羽田帰着。

 女満別空港を出発したエア・ドゥADO72便は、晴れ渡る北海道上空を順調に飛行し、険しい日高山脈を東から西へと横断し、日高本線の走っている日高の西海岸に抜けました。襟裳岬へと続く長い海岸線が眺められます。集落のように見えるのは鵡川あたりでしょうか。

 飛行機はこのあたりで左へ旋回し、新千歳から羽田へ向かうルートに乗り、洋上を南下します。

 日高山脈を越えてから約30分、東北の太平洋岸に沿うように南下してきたADO072便の左の窓から見えてきたのは、なにやら複雑な海岸線。そう、ここは宮城松島。「松島やーああ松島や松島や」という名句を生んだ日本三景の一つ、松島海岸ではありませんか。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131849.jpg 眼下に広がる松島海岸。

 フライトは南下を続け、茨城県常陸大子のダイゴ・ポイント上空から霞ヶ浦、木更津上空を通過して極めてスムースに羽田空港に到着しました。

 降りてみると、女満別空港ではよく見えなかったエア・ドゥの機体がよく見えました。エア・ドゥb737-500、なかなかかわいらしい感じです。ボディ後方にはエア・ドゥのロゴのように使われているカラフルなイラストチックな「北海道」の文字、そして前方には「あ、雪の匂い あさひかわ」というキャッチフレーズが入っています。なるほど、エア・ドゥB737-500は旭川線に投入されて、それがだんだん拡大してきているということなのですね。

 というわけで、流氷のない流氷の旅が終わりました。いよいよネタ切れです。明日から何を書けばいいのでしょうか……(T_T)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131854.jpg ADO072便、羽田到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131858.jpg ▲「あ、雪の匂い」。なかなか旅心をくすぐるキャッチフレーズじゃないですか。