流氷求めて「オホーツク」(その15;松島や~ああ松島や)
2007年2月26日、羽田帰着。
女満別空港を出発したエア・ドゥADO72便は、晴れ渡る北海道上空を順調に飛行し、険しい日高山脈を東から西へと横断し、日高本線の走っている日高の西海岸に抜けました。襟裳岬へと続く長い海岸線が眺められます。集落のように見えるのは鵡川あたりでしょうか。
飛行機はこのあたりで左へ旋回し、新千歳から羽田へ向かうルートに乗り、洋上を南下します。
日高山脈を越えてから約30分、東北の太平洋岸に沿うように南下してきたADO072便の左の窓から見えてきたのは、なにやら複雑な海岸線。そう、ここは宮城松島。「松島やーああ松島や松島や」という名句を生んだ日本三景の一つ、松島海岸ではありませんか。
眼下に広がる松島海岸。
降りてみると、女満別空港ではよく見えなかったエア・ドゥの機体がよく見えました。エア・ドゥのb737-500、なかなかかわいらしい感じです。ボディ後方にはエア・ドゥのロゴのように使われているカラフルなイラストチックな「北海道」の文字、そして前方には「あ、雪の匂い あさひかわ」というキャッチフレーズが入っています。なるほど、エア・ドゥのB737-500は旭川線に投入されて、それがだんだん拡大してきているということなのですね。
というわけで、流氷のない流氷の旅が終わりました。いよいよネタ切れです。明日から何を書けばいいのでしょうか……(T_T)。
ADO072便、羽田到着。
▲「あ、雪の匂い」。なかなか旅心をくすぐるキャッチフレーズじゃないですか。