毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「日本海」でいったりきたり(その15;「ばらずし」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123150.jpg ▲岡山のうまいもの「ばらずし」。

 2006年11月25日(土)、岡山乗り換え。

 大阪駅3・4番線ホームでは「日本海2号」と「銀河」が肩を並べました。この列車は今はどちらもありません_| ̄|○

 さて、「銀河」から降りてきたのは今回の旅の連れ。東京に住んでいるので「銀河」で前夜に東京を出発し、大阪駅で合流することにしていたのです。この日の「銀河」はそれなりに混んでいて、連れは上段しかとれなかったそうです。それなりの需要があった「銀河」なのに、その需要は顧みられることなく廃止へ追い込まれてしまいました。

 大阪駅から新大阪駅へひと駅戻り、新大阪発07:37の「こだま635号」に飛び乗りました。JR西日本カラーの100系新幹線6両編成です。西日本で「こだま」として余生を過ごす100系に乗るのはこのときが初めてだったのですが、2列×2列のゆったりシートは乗り心地がよく、土曜の朝ということもあり車内は空いていて、とても快適でした。しかしその100系「こだま」に乗るのも1時間ちょっと。岡山で下車です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123137.jpg 100系「こだま」初乗車。

 岡山到着は08:49。ここで09:24発の松山行き5M特急「しおかぜ5号」に乗り換えます。少々時間があるので、構内のおみやげショップや売店をのぞいて歩き、朝食を求めます。岡山と言えば僕は「大手まんじゅう」が大好きなのですが、朝から甘いものというわけにもいかないのでそれはガマンして、「岡山ばらずし」にしました。すしめしの中に海産物などさまざまな具を混ぜ込んだ見た目も美しく豪勢な「ばらずし」はおめでたい席などで振る舞われる岡山の郷土料理。岡山駅構内で求められる「ばらずし」もなかなか豪勢で、しかもしっかりとおいしかったです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123154.jpg ▲「岡山ばらずし」豪勢です。見た目も鮮やか、味も抜群。

 松山行きの「しおかぜ5号」は8000系電車のリニューアル車。グレードアップされた指定席車両は乗り心地もインテリアもなかなかよくなって快適です。宇多津で高松からの1009M特急「いしづち9号」を前方に併結し、松山までは2時間16分の予定です。「岡山ばらずし」を食べるうちに列車は瀬戸大橋を越え、四国へと入っていき、四国へ入ったら振り子機能で爆走します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123146.jpg 本四備讃線が発着する岡山駅

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123159.jpg 瀬戸大橋を渡って四国へ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818123142.jpg ▲8000系電車の「しおかぜ5号」。最後尾は流線形だが先頭の併結面は切妻形。(岡山駅にて)