毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

香港の食べ物と言えば?(スイーツ篇)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818155931.jpg ▲香港で甘いもの、フルーツデザートと言えば「許留山」。

 昨日「亀ゼリー」「廿四味」と一緒に紹介しようと思いつつ、「亀ゼリー」だけで長々書いてしまって紹介できなかった香港の代表的なスイーツを今日はご紹介します(^_^ゝ。

 さて、香港の代表的なスイーツはなんでしょう。ペニンシュラホテルやザ・ベランダ(映画「慕情」の舞台となったレパルス・ベイにあるレストラン)なんかでの英国式アフタヌーンティーを挙げる人は多いでしょうね。マカオ発祥のエッグ・タルトなんかも思いつきます。

 しかし香港は亜熱帯。おいしいスイーツはやはり果物をふんだんに使ったものではないかと僕は思っとります。そう思って街を見回してみると、果物スイーツの店は意外とどこにでもたくさんあります。その中でも昔から香港中で見かけることができる「許留山」というお店に行ってみました。

 「許留山」は日本のガイドブックにも必ず載っていますからご存じの方もいらっしゃるでしょう。果物、特にマンゴーを使った冷たいスイーツを気軽に楽しむことができるお店です。「許留山」のHPには「Healthy Dessert」とも書いてあるとおり、ツバメの巣やカエルの卵などを使った健康デザートも豊富で、もちろん亀ゼリーや健康茶系もございます。

 しかしなんと言っても「許留山」ではマンゴーを使ったフルーツデザートがはずせません。今回食べたのは、マンゴージュースの中にたっぷりの生マンゴーとココナッツヌードル、そして真ん中にはマンゴーシャーベットがてんこ盛りという「多芒系列(たっぷりマンゴー・シリーズ)」の中の一品。口休め的なつるりとした食感のココナッツヌードル以外は全部マンゴーというぜいたくさはちょっと日本では味わえないでしょう。しかもけっこうなボリューム。コージーコーナーのストロベリーシャンテリーなんか目じゃないかも(^^)。それが香港ではとても気軽な庶民の食べ物なんです。とろーりとしたマンゴージュースの中の生マンゴーはこれまた新鮮でとろけるようなおいしさ。店内の照明が暗かったのでうまく撮れませんでしたが、マンゴーの鮮やかなイエローがまたなんともたまらんのです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818155938.jpg ▲マンゴージュース、生マンゴー、マンゴーシャーベット………おいし(^^)。

 もう一品はマンゴーを離れて、たーーーっぷりのミルクシャーベットに半分はつるりとした白玉団子をちりばめ、もう半分には小豆餡を沈ませてその上にアロエがたっぷり載っています。冬に食べるにはさすがの香港でもちょっと冷たすぎる感じもしますが、甘すぎないさっぱりとした味は食後のデザートにぴったりです。3時のおやつに食べるならもうちょっと重いものでもいいかもね。

 この「許留山」チェーンは香港をちょっと歩けば必ず見かけるし、ほかにもフルーツデザートのお店はいくつもあるので、香港初めてという人でも気軽に食べられますし、最後の最後までとうとう食べる機会がなかった場合でも、「許留山」は空港にもちゃーーんとありますから(到着ロビーにあります)、香港を離れる直前に食べ納めをすることもできます。みなさんもぜひ香港でフルーツを使ったスイーツを召し上がってみれ!ヽ(^。^)丿。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818155942.jpg ▲こちらはミルクのシャーベットを主体に白玉団子とアロエがたっぷり。