香港の食べ物と言えば？（デザート篇）
▲健康志向の 今日は1月31日。先ほど瀋陽へ戻ってきました。今朝の東京地方の暴風雨、すごかったですね。飛行機が飛ばなかったらどうしようと心配しました。春節最後の休日である明日の東京→瀋陽の直行便が満席でとれなかったので、今朝07:25羽田発のANA141便で関空へ飛び、関空10:05発のNH947便瀋陽行きに乗り継いだのですが、幸い天候の影響は受けず、定刻より早く瀋陽に到着しました。羽田では瀋陽までのスルーチェックイン（預け荷物を関空でいったんピックアップする必要がない）し、出国審査は関空で受け、NH947便は大連経由なので入国審査は大連で行うなど、なんともあわただしい移動でした。まあとにかく瀋陽に戻ってきたので、これからまたなるべくこまめに記事の更新をしていこうと思います。
さて、ホンコン。
ヤムチャでお昼を食べたあとは、デザート探しに出かけました。金鐘（アドミラルティ）から跑馬地（ハッピーバレー）行きのトラムに乗っていくと、銅鑼灣（コーズウェイ・ベイ）の手前で山手に折れます。折れて最初の電停の真ん前にあるのが、老舗「恭和堂」。なんの老舗かというと、これが「亀ゼリー」の老舗なんですな。
よく通いました「恭和堂」。 亀ゼリー、一見コーヒーゼリーふう。しかし温かい。分厚い陶器のおわんに入ったホットゼリーの様相。スプーンでひとくち口に入れてみると、にっっがぁぁぁいい！！！苦い！(*_*) しかもこれは漢方薬の苦さであります。
そうなんです。亀ゼリー（現地では「亀苓膏」という）とは、何種類もの薬草を煎じたものと亀の甲羅エキスを混ぜてゼリーにしたもので、効用は「清熱解毒、清除血毒、防治暗瘡、滋潤養顔、滋陰補腎及調理臓腑、皮膚敏感、煙酒過多、多痰多塵、牙痛喉痛、痔瘡便秘、湿疹皮炎、防治感冒」などなど……（文字化けではありませんぞ。）。うむ、とにかく健康によさそうです。苦いので店内には砂糖や蜂蜜も用意してありますが、そんなのをかけて食べるのは邪道(^^)。そのままで温かいうちにレンゲでつるりつるりと食すのがよろしい。この店には亀ゼリー以外に店内に座って食べるようなものは他にはないので、席に就くと店員さんが「いくつ要るか」としか訊いてきません。「何が要るか」とは訊いてくれないのです。以前は亀ゼリーを摂取することで何万年も生き延びてきた亀仙人のような年老いた店員さんばかりでしたが、その後改装して店員さんは全体に若返り、女性店員も増えたようです。
そうなんです。亀ゼリー（現地では「亀苓膏」という）とは、何種類もの薬草を煎じたものと亀の甲羅エキスを混ぜてゼリーにしたもので、効用は「清熱解毒、清除血毒、防治暗瘡、滋潤養顔、滋陰補腎及調理臓腑、皮膚敏感、煙酒過多、多痰多塵、牙痛喉痛、痔瘡便秘、湿疹皮炎、防治感冒」などなど……（文字化けではありませんぞ。）。うむ、とにかく健康によさそうです。苦いので店内には砂糖や蜂蜜も用意してありますが、そんなのをかけて食べるのは邪道(^^)。そのままで温かいうちにレンゲでつるりつるりと食すのがよろしい。この店には亀ゼリー以外に店内に座って食べるようなものは他にはないので、席に就くと店員さんが「いくつ要るか」としか訊いてきません。「何が要るか」とは訊いてくれないのです。以前は亀ゼリーを摂取することで何万年も生き延びてきた亀仙人のような年老いた店員さんばかりでしたが、その後改装して店員さんは全体に若返り、女性店員も増えたようです。
こちらホットな亀ゼリー。 亀ゼリー以外にあるとすれば健康茶系です。写真の紙コップに入っているのは「廿四味（ヤーセイメイ）」という、読んで字のごとく24種類の薬草が煎じ詰められている一種のハーブティ。このお茶を出すスタンドは街じゅういたるところにあり、香港人はランチを終えてオフィスへ戻る途中などに立ち寄って食後にぐいっと一杯、このお茶をよく飲みます。これがまた亀ゼリーより苦いんだな(-_-)。しかし飲んでみると胃腸がすっきり軽くなったような気がします。亀ゼリーも香港人は老若男女を問わずよく食べます。香港人はさすが漢方ワールド、自分の健康にもよく気を遣っているのです。
こちら気楽に「廿四味」。 この「恭和堂」などは亀ゼリーの専門店ですが、フルーツやスイーツが中心の喫茶店のようなところでも亀ゼリーは食べられますし（そういうところのは冷やしたものであることが多い）、「涼茶舗」と呼ばれるお茶スタンドは街じゅうにあるので各種漢方茶も気軽に楽しめますから、みなさんも健康のためにぜひどうぞ～～（ただし、亀ゼリーは成分が強力すぎるので毎日食べてはいけないらしいです。何日かおきにどうぞ(^^)）。
お茶煎じ用ツイン・マシン。
▲こちらは「亀ゼリー」を蒸す黄金の大甕。ここから取り出す熱々の亀ゼリーが全身に効くっ！！