晩秋初冬すてきなニッポン(その33;パノラマグリーン車)
2008年11月26日、「雷鳥」を見送る。
さて、1番線の「北越」の向かい、2番線で発車を待っているのは14:13発の4030M特急「雷鳥30号」大阪行き。もちろん、国鉄色485系です。自分の乗ってきた「雷鳥17号」が「回送」にされてしまったので、この「雷鳥30号」でリベンジです。
遺憾なことに金沢駅のホームは新幹線のホームのように屋根がどーんとかかっていて暗いことこの上ない。素人の写真撮りにはちょっとキビシイ環境です。それでも国鉄色485系を9号車のほうから愛でながらゆっくりと先頭1号車のほうへと眺めて歩きます。この日の「雷鳥30号」に充当されたのはA6編成。最後尾9号車は非貫通型のクハ481-326、先頭1号車パノラマグリーン車はクロ481-2101のはずです。
やっと顔がよく見られた。
やっぱり絵柄のHMは良い。
そして、「雷鳥17号」では見ることのできなかった1号車パノラマグリーン車。遠くから見てもヘンなかっこうだけど、近くから見てもヘンな形だなあ……(^_^ゝ。乗り心地はどうなんだろう。眺めはよいのかしら?この車両が引退するまでに一度ぐらいパノラマグリーン車に乗る機会はめぐってくるだろうか……などと考えているうちに、「雷鳥30号」の発車時間です。少ない乗客を乗せて、「雷鳥30号」は静かに小松方へと出発していきました。
「金沢」の文字も見たかった。
これぞパノラマグリーン車。
さて、485系「雷鳥」の乗車体験はこれでおしまいです。7番線に戻り、金沢14:23発の4019M特急「サンダーバード19号」に一区間だけ乗車します。久しく金沢では降りていません。今回は慌ただしく乗換だけですが、近々金沢でもゆっくり降りて歩いてみたいものです。