晩秋初冬すてきなニッポン(その32;もう「回送」?)
▲終点金沢に着いたときには「雷鳥17号」はすでに「回送」表示に。がっくり。
2008年11月26日、終点金沢。
「雷鳥17号」は最後の停車駅小松を出ました。平野の中を突っ切るようにラストスパート。金沢で降りたらすぐに「顔」を撮ろうと、そろそろ4号車から9号車後方へ移ってスタンバイ。どの車両にもほとんど乗客の姿はなく、終点金沢まで乗り通す人はごく少数のようです。デッキと車内を隔てるドアのへりには昔ながらの「指定席」と書かれた縦長のプレートが差してあり、連結部の金具のかなりくたびれた様子ともあいまって、485系が老齢に至っていることを思わせます。
終点間近でがらがら。
今も縦長の指定席の札。
14:02、「雷鳥17号」は定刻どおり終点金沢駅の7番線に到着しました。ドアが開くなり先頭へ回って写真を撮ります。しかーーし、そのときヘッドマークはすでに「回送」になってました。ありゃりゃりゃーがっくり。ちょとーJR西日本さん、サービスよくなんじゃないのぉ?(ー_ー)
終点金沢で降りた乗客はぱらりぱらり。あっという間にホームは無人になってしまいました。
向かいの6番線には683系の「スノーラビット」が待機中。14:14発の1015M特急「はくたか15号」越後湯沢行きですね。これの発車を見送りたいところではありますが、それよりも2番線のほうがだいじです。
向かいの6番線には683系の「スノーラビット」が待機中。14:14発の1015M特急「はくたか15号」越後湯沢行きですね。これの発車を見送りたいところではありますが、それよりも2番線のほうがだいじです。
683系貫通型クハ。
1・2番線ホームに上がってまず目に入ってきたのは、1番線に停車している別の485系。目に入ったときは「え?どうしてこれがここに?」とちょっと違和感を覚えましたが、金沢行きなんだから金沢駅にいるのは当然のことです。「いなほ」としての印象ばかりが強いので、金沢とは縁のない車両のように思い込んでいました。それは13:54に新潟から到着した1054M特急「北越4号」。上沼垂色の485系であります。2007年は青森・秋田・新潟のどさ回りでたいへんお世話になりました。
金沢に現れる上沼垂色。