毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その31;デッドセクション)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125024.jpg敦賀にて、「雷鳥17号」の窓越しですが、隣のホームには小浜線125系電車がいました。

 2008年11月26日、北陸本線へ。

 今回乗った485系雷鳥」はパノラマ・グリーン車がついているA5編成。その2~4号車の指定席者にはちょっとしたアップグレードが施されていて、床面が7cmほどハイデッキになっていてシートピッチも若干広めです。かつての「スーパー雷鳥」仕様なのだとか。同じ編成でも5~7号車の自由席車や8、9号車の指定席車はアップグレードされていない車両だそうです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125050.jpg 少々ハイデッキのシート。

 さて、いよいよ疋田の大ループを越えて(と言っても下り線は関係ないんですが)、敦賀に到着です。12:33です。窓越しに小浜線125系電車が見えました。敦賀駅のホームには、気比神宮鯖江の松林などの写真とともに、「敦賀を歩こう」という敦賀の旅を勧める大きな広告が掲げられています。福井はなじみのない県の一つだし、永平寺とか東尋坊とかも来たことがないので、いつかゆっくり訪れてみたいと常々思っています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125028.jpg 敦賀を歩こう!

 さて、敦賀を発車すると、お約束の直流交流切り替え儀式があります(^^)。2006年の長浜~敦賀間直流化によって新たに敦賀駅の北側に設置されたデッドセクションを通ります。僕にとっては一昨年に羽越本線「いなほ」で経験して以来の儀式でしょうか。敦賀を出てしばらくすると車内灯が消え、惰行している間にまた車内灯が灯りました。天気のよい昼間だったので車内放送による案内はありませんでしたが、気がついた乗客はほとんどいなかったのではないでしょうか(^_^ゝ。


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125033.jpg 再点灯!さあ交流区間です!

 デッドセクションも越えて電流も交流になったことですし、お昼を食べることにします。ちょうど車内販売が通りかかってお弁当も扱っていたので、加賀温泉駅の駅弁、高野商店の「焼きさば寿し」を求めました。これがまだものすごく脂がのっていて、包装を解くまでに手がぎとぎとになってしまいます。しかしオイシイ。サバとすし飯の間に刻みショウガがはさんであったりするのも味を引き立てています。あっという間に完食。

 列車は武生、鯖江、福井と停車し、終点金沢まであと約50分です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125041.jpg 加賀温泉駅「焼きさば寿し」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125046.jpg ▲脂がのりにのっておいしかった~(手がべとべとになったけど(^_^ゝ)。