毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その28;初冬の富士山)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124928.jpg ▲「のぞみ113号」から見えた富士山。新富士駅あたり。

 2008年11月26日、新富士通過。

 さて、この日は天気は上々です。もしかすると富士山が見えるかもしれません。いや、かなり見えそうな感じです。ということは、「シウマイ弁当」だけに満足して居眠りをこくわけにはいきません。せめて静岡駅通過までがんばろう……

 おーーっと、富士山、見えてきました!新幹線から富士山が本格的に見えてくるのは小田原あたりでしょうかね。箱根の山々の向こうに真っ白い雪をかぶった富士山の上のほうが見えています。いや、なんか青空の下の富士山を間近に見るのはすごく久しぶりな感じ。今日の天気は期待できます。熱海へと突き進み、そして新丹那トンネルを抜ければもっとすばらしい富士山が見られそうです。

 さあ「のぞみ113号」、新丹那トンネルを抜けました。抜ければ三島通過です。三島を通過して新富士へと抜ける間に、右側の車窓にはどどーーーんと富士山のすばらしい景色が広がってきました。青森育ちの僕には決してなじみのある山ではないですが、いやーこうして眺めるとさすがに富士山は日本一の山ですなあ。雪をかぶったあの白さがまたたまらない。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124923.jpg 雲がかかって裾野は見えず。

 見とれてないでカメラにも納めたいところですが、そこは生身の人間の目とは勝手が違いまして、なかなかうまく写真に切り取ることができません。富士市街地が近づいてきて視界が遮られるようになってもきます。とにかくシャッターを切ってみますが、あれよあれよというまに「のぞみ113号」は新富士駅を通過し、富士川を渡って富士山を車窓の後方へと追いやってしまいました。ともあれ、青空の広がるよい天気の日に、美しい富士山が見られてよかったよかった。

 その後も「のぞみ113号」は時刻どおりに快走を続け、10:42に名古屋到着。いつもならここで降りて名鉄ミュースカイに乗り換えてセントレアへ向かうところですが、この日はこのまま乗り続けます。名古屋から西へ新幹線で踏み出すのはかなり久しぶりなので、関ヶ原越えや米原周辺の景色はかなり新鮮に移ります。
 そして11:21、「のぞみ113号」は京都に到着しました。僕はここで下車です。京都も良い天気です。「のぞみ113号」を見送った僕は在来線ホームへと移動します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124935.jpg 久しぶりに京都に来たよ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124939.jpg ▲京都駅を発車していく700系「のぞみ113号」。僕、N700系は未乗です。