毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その26;再び西へ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124847.jpg ▲僕にとってはすっかりおなじみになった東京駅新幹線17番ホーム。

 2008年11月26日(水)、併走。

 明けて11月26日、次の旅に出発します。

 前日に「サンライズ瀬戸・出雲」で西から帰ってきたばかりですが、再び西をめざします。平日の朝のラッシュを少し過ぎた時間の混んだ電車に揺られて東京駅にやってきました。これから乗るのは、09:00発の新大阪行き「のぞみ113号」です。

 「のぞみ113号」はこのブログには既に何度も登場しています。中部国際空港セントレアから中国南方航空CZ698便に乗って瀋陽へ戻るときの乗り継ぎ用定番列車だからです。しかしこの日は瀋陽へ帰るために乗るのではありません。そう思うといつもの「のぞみ113号」がちょっと違って見えたりなんかして。

 それにしても平日の朝の東京駅の混雑たるや、いつ来てもうんざりします。多くは男女ともスーツで身を包んだお仕事関係の人たち。どのホームのどの乗車口にも列ができ、到着する列車からはぞくぞくとスーツ姿が吐き出されてホームを埋め尽くします。

 「のぞみ113号」は700系での運転。JR西日本持ちのB4編成が充当されていますが、N700系の擡頭著しい最近では、比較的初期投入の700系は少々くたびれ感が出てきたような気がしないでもないです。いやいや、700系はもちろんまだまだ主力として大活躍中。ちなみに僕はまだN700系には乗ったことがありません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124903.jpg いつもの「のぞみ」でGO!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124859.jpg この日は700系のB4編成。

 さて、「のぞみ113号」、定刻09:00ちょうどに東京駅を発車です。僕はE席なので進行方向右側の窓側席に座っています。すると、新幹線の上り線の線路を挟んで別の列車がこちらに寄り添ってきました。見れば、185系電車ではありませんか。グリーンとオレンジの帯をまとった185系電車とくれば、こちらの「のぞみ113号」と同時発車の3025M特急「踊り子105号」伊豆急下田修善寺行きです。JRの700系「のぞみ」と国鉄185系電車の併走です。

 「踊り子105号」との併走は新橋あたりで終わるかと思いきや、浜松町、田町と、品川駅構内に入って在来線と新幹線の線路が大きく離れてしまうまでずっと続きました。「のぞみ113号」と「踊り子105号」は品川にも同着なのです。新しい旅のはじめに新在併走という楽しいおまけがつきました(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124850.jpg 右から寄り添ってきた185系

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124854.jpg ▲併走の速度は「のぞみ」が少々速い程度。伊豆急下田編成と修善寺編成の連結部もしっかり確認。