毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その24;東京到着)

イメージ 1 ▲定刻どおり東京駅9番線に到着した「サンライズ瀬戸・出雲」。快適な一夜でした。

 2008年11月25日、東京到着。

 おはようございます。起きる時間です。降りる支度をしなければなりません。岡山から乗った5032M特急「サンライズ瀬戸・出雲」はひと晩をかけて山陽・東海道を走り抜け、もうすぐ終点東京に到着しようとしています。

 僕は寝台列車に乗ると、「せっかくの寝台なんだからできるだけ長く使おう!」という貧乏根性を大いに発揮してしまい、いつまでも寝台の上で毛布をかぶってぐずぐずとしてしまいます。そして、ようやく覚悟を決めて起きだし、降り支度をするのは、下り「あけぼの」なら弘前、上り上野行きなら大宮、そして東海道線の上りなら横浜到着が合図です。いやはやなんとも慌ただしい(自業自得)。

 「サンライズ瀬戸・出雲」の横浜到着は06:44。起きる時間です(^_^ゝ。顔を洗って歯磨きして着替えをして……ふと窓の外を見ると、おやおやもう蒲田あたりを通過中です。今回は広島から「こだま」で岡山に出ましたが、「のぞみ」なら21時台に広島を出て、岡山での乗換を厭わなければ「サンライズ」につないで、翌朝7時には東京に着くことができます。広島圏からも利用可能な「サンライズ」、車両はまだまだ新しく、需要も旺盛なようですから、末長く走り続けてほしいものです。

 と思っている間に、07:08、終点東京に到着です。9番線に入ります。12号車1階部分のサンライズツインから穴蔵から這い出るように出てきて、朝の東京駅ホームに降り立ちます。平日の朝ですが、まだラッシュというほどの時間帯ではありません。下車客たちは思い思いに「サンライズ」を写真に収めては去っていきます。それにしても、僕は今回往復とも東京~岡山間で「サンライズ」を利用しましたが、全然「サインライズ出雲」に当たりません。「サンライズ瀬戸」ばかりです。どうしてだろう。おかげで僕は今でも「サンライズ出雲」は「未乗」のままです。

イメージ 2 ▲「SUNRISE EXPRESS」のロゴが誇らしげ。ブルトレに終止符が打たれようとしている今、あなただけが頼りです。