晩秋初冬すてきなニッポン(その23;復路もサンライズ)
新年あけましておめでとうございます。みなさん、どのようなお正月を迎えていらっしゃるでしょう。旅先で迎えている方もいらっしゃるでしょうね。本年もどうぞよろしくお願いいたしますです。
それでは元日も、去年と変わらず淡々といきたいと思います(^^)。
2008年11月24日、三連休もおしまい。
岡山駅で0系新幹線を見送った僕は、新在乗り換え口付近の売店で飲み物やお菓子を少々買い込み、それから在来線ホームへ下りました。三連休最終日ということもあってかこの時間でも岡山駅構内はなかなか混雑していて人の行き来が絶えません。
実はこれから「サンライズ瀬戸・出雲」に乗るのですが、一ヶ月前の指定券発売日の夜に連れがみどりの窓口へ指定券を買いに行ったところ、すでに二人で利用できる個室はすべて満室。そのとき空席のあったA個室シングルデラックス1室とノビノビ座席を1席押さえ(そのほうがトータルでサンライズツイン1室よりも安い)、あとはサンライズツインのキャンセルが出ないか期待する毎日が始まりました。しかし、さすが三連休の最終日だけあって、連れが仕事帰りなどにみどりの窓口へ頻繁に通ってくれましたが、キャンセルが出る気配はまるでありません。
そうして迎えたこの乗車日。ダメモトで岡山駅の新在乗り換え口にある窓口で最後にもう一度聞いてみました。そしたらなんと、サンライズツインに空室が!!さっそく乗変です。いやー聞いてみるもんですねえ~(^^)。というか、キャンセルって出るもんなんですね~~。
そうして迎えたこの乗車日。ダメモトで岡山駅の新在乗り換え口にある窓口で最後にもう一度聞いてみました。そしたらなんと、サンライズツインに空室が!!さっそく乗変です。いやー聞いてみるもんですねえ~(^^)。というか、キャンセルって出るもんなんですね~~。
そんなわけで4番線に下ります。線路を挟んで向かい側の6番線に停まっているのは、22:29発の宇野行き普通列車679Mでしょうか。ウグイス色の103系です。東日本の者にとっては、山手線を彷彿とさせます。
ウグイス色の宇野線宇野行き。
22:22、「サンライズ瀬戸」の到着です。下りは1~7号車が「サンライズ瀬戸」ですが、上りは8~14号車で、ホームの東京寄りぎりぎりに停車します。最後尾の8号車ではさっそく併結の準備が始まります。クハネ285の貫通扉が開き、東京駅では見られない顔が登場します。さっきの0系新幹線のときよりも大勢の人たちがその作業を見守りながら「サンライズ出雲」の到着を待っています。
▲貫通扉を開けて「サンライズ出雲」の到着を待つ顔は顔文字「(゚Д゚ )」にどこか似ている。
そして22:29、「サンライズ出雲」がゆっくりと入ってきました。「サンライズ出雲」の先頭車(7号車)の貫通扉も開いていて、そろりそろりと「瀬戸」のほうへと近づき、みごと舵捌きでいささかの揺れも感じさせずに両者が連結されました。さすがです。
岡山駅で見る東京の文字。
14両になって出発準備完了。
堂々の14両編成になった5032M特急「サンライズ瀬戸・出雲」は、満席満室の乗客を乗せて、定刻の22:33に岡山駅を出発しました。サンライズツインに乗るのは2度目。この広さ、この快適さでB寝台扱いというのは実にうれしい。連れは翌朝東京駅到着後まっすぐ出勤なので、車掌さんからシャワーカードを買ってシャワーを浴びに行ってしまいました。僕は缶ビールを飲みながら車窓を流れる明かりと列車の揺れを楽しみます。最初の停車駅は上郡、その次は23:34に姫路です。休日の深夜の姫路駅は人影少なく、ひっそりしているようでした。そしてその次は三ノ宮、しかし三ノ宮に着いた記憶がないところを見ると、僕はもう眠り込んでいたのでしょう。
▲車両の1階にあるサンライズツインの窓はホーム面と同じ高さ。静まりかえった姫路駅。