晩秋初冬すてきなニッポン（その22；みなさま良いお年を）

▲広島駅で発車を待つ0系「こだま674号」新大阪行き。

　いよいよ今年最後の更新となりました。ただいま21:35、日本時間では22:35ですから、今年も残すところあと1時間半を切ったというわけです。
　今年も立ち寄ってくれるみなさまのおかげで、こうして一年間ブログを書き続けてくることができました。新年はどんな一年になるでしょうか。新年もまたのんびり旅をしてはのんびりブログを書くということが続けられればと思います。新年がみなさまにとってますます良い年になりますように。

　それでは2008年最後の記事、いってみましょう～～(^^)。

　2008年11月24日、夜の広島駅。

　さて、広島駅では新幹線ホームに上がります。やがて20:40、14番線ホームに入ってきたのは、博多からの新大阪行き「こだま674号」。またも0系新幹線であります。僕にとってはこれが0系新幹線の乗り納め、見納めになることでしょう。

　「こだま674号」は広島駅に9分間停車します。格好の撮影タイムですが、時間が遅いせいもあってか、大勢のファンに取り囲まれるというほどではありません。乗客やファンが、この時間を利用して思い思いに写真撮影などをしています。

「こだま674号」広島到着。

僕のラストランはR61編成。

LEDではなく幕なのが嬉しい。

　隣のホームに入ってきたのは、20:45発のひかりレールスター「ひかり482号」。「こだま674号」はこの追い抜かれ待ちをしていたのです。こっちに乗れば、岡山には約40分早く、新大阪には約1時間早く着くことができます。ホームで列車を待っていた人の多くはこちらのほうへ吸い込まれていきます。そしてレールスターの立ち去った4分後、「こだま674号」の発車です。僕はこの列車も指定券を用意していたので、4号車に乗り込みます。空いています。時間が遅いせいでしょうか。それとも、0系新幹線がなくなるのは寂しいけれど自分が乗るほどではないということなのでしょうか……。

レールスター「ひかり482号」。

　「こだま674号」は三原で3分停車して「のぞみ58号」に抜かれ、新倉敷でも4分停車して「ひかり484号」に抜かれます。しかし少しも慌てず騒がず、「こだま674号」は淡々と走り、岡山駅には定刻通りの22:04に到着しました。僕はここで列車を降り、最後の0系新幹線が走り去って行くのを見送りました。さようなら、0系新幹線。44年間、よくがんばりました。

三原でも追い抜かれ待ち。

▲2008年が暮れるのを待たずに完全引退してしまった0系新幹線。僕の乗り納めとなりました。