毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その14;快速「瀬戸内マリンビュー」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124353.jpg ▲広島駅7番線で出発を待つ快速「瀬戸内マリンビュー1号」。こちらは1号車指定席車。

 2008年11月24日、初呉線

 時間はまもなく午前10時になろうというところ。雨は止まないばかりか本降りが続いていて寒さも西日本とは思えないほど。改札を抜け、構内にあるスターバックスに寄って熱いコーヒーを求め、それから7番線へ下ります。そこにいるのは、8232D快速「瀬戸内マリンビュー1号」三原行きであります。呉線にはまだ一度も乗ったことがありません。今回広島を訪れた機会に乗っておこうと思い、どうせ乗るならと選んだのがこの列車です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124406.jpg 案内表示はフルネームで。

 快速「瀬戸内マリンビュー」は、2005年に登場した呉線の観光列車。可部線から捻出されたキハ47を7000番台に改造した2両編成で、キハ47-7001(1号車指定席)とキハ47-7002(2号車自由席)を使い、週末などを中心に広島~三原1往復と三原~呉1往復を走っています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124402.jpg こちら先頭2号車自由席。

 快速「瀬戸内マリンビュー」は外観も内装も当然のことながら「海」を意識していて、随所にボートのオールや浮き袋などの装飾を配し、外観のカラーリングは海の青と波の白が基調になっています。車内は、指定席の1号車は定員35人、2号車自由席車は定員56人で、今回は怠慢で自由席車のほうは見に行きもしなかったのですが、指定席車のほうは海側が4人掛けのボックスシート、山側は海側を向いたロングソファーのような座席配置になっています。また、指定席車の呉寄り四分の一ぐらいは車販スペースと自由に使えるカウンターやソファーシートになっていて、客室乗務員が車販や観光案内をしてくれます。クルーザーを意識した内装とのことですが、クルーザーに乗ったことがないのでよくわかりません(^_^ゝ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124421.jpg かなり盛況の指定席車。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124416.jpg 車内はクルーザー風。

 隣の9番線からは、10:00発の芸備線5856D快速「みよしライナー」三次行きの黄色い帯をまとったキハ40が発車していきました。急行「みよし」のなれの果てでしょうか。
 反対側の隣、5番線(広島駅には6番線が存在しない)に停まっているのは10:01発の新山口発白市行き普通列車1540M。広島色の115系です。
 これらを見送って、こちら快速「瀬戸内マリンビュー1号」もいよいよ発車です。最初の停車駅は呉。呉まで45分間、ノンストップで突っ走ります!(実際は交換待ちでちょくちょく運転停車するんですが(^^))。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124411.jpg 快速「みよしライナー」発車。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124357.jpg ▲白市行き広島色115系と並んだキハ47の「瀬戸内マリンビュー1号」。