毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その6;広島到着)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124018.jpg ▲初下車!の広島駅、駅ビルも駅前も立派でさすが中国地方最大の都会であります。

 2008年11月23日、広島カープ

 さて、広島駅で下車するのは初めてです。いや、厳密に言うと、過去一度だけ、急行「みよし」に乗りに来たときに、ちょっとだけ改札の外に出て駅ビルの中でお好み焼きを食べたことがあります。しかし、広島駅の外に出るのは本当にこれが初めて。いやあ、さすが中国地方の中心都市だけあって都会ですねえ。駅ビルにはでっかく「広島から新大阪へ1時間に3本運転の「のぞみ」で!」という広告が出ています。「のぞみ」は全部東京行きなので東京へも1時間に3本の「のぞみ」で行けるのに、そこのところを全然出さないところがさすがJR西日本です。

 広島駅前からは、「ひろでん」こと広島電鉄路面電車(もちろん初乗車)でまずは立町電停まで行き、本通商店街にある広島アンデルセン(かなり有名らしいが知らなかった(^_^ゝ)のカフェで朝食です。しかしこの広島アンデルセン本店、6階建てのデパートみたいな建物が全部パン屋だってぇんだからたまげます(いや、もちろん扱っているのはパンだけではありませんが)。

 朝食を済ませたあとは、のんびり歩いて平和記念公園のほうへと向かいます。広島に来て平和記念公園は行かないわけにはいかないでしょう。そう思いつつつらつらと歩いていると、前方からなにやら賑やかな雰囲気が漂ってきました。ふと見ると、「広島市民球場」。なんと、広島カープの本拠地がこんなところにありました。おまけに、今の広島市民球場は老朽化のため今季限りで閉場になると聞いていたので、思いもかけずその広島市民球場を目にすることができてちょっとうれしいです。折しもこの日は、広島カープのファン感謝デーが催されていて、それで球場内から賑やかな声などが聞こえてきていたのでした。

 広島市民球場のすぐ前の大通りを路面電車が走っていきます。路面電車で行けるプロ野球の本拠地球場なんて他にはないのではないでしょうか。晩秋の日の光を浴びた広島市民球場の前をごとごとと走っていく路面電車の姿はなかなか絵になりますねえ(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124027.jpg 広島市民球場と市電。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818124022.jpg広島市民球場では、閉場間近の球場にお別れの気持ちもこめて、広島カープファン感謝デー開催中。