晩秋初冬すてきなニッポン(その3;岡山到着)
▲岡山駅を発車していく「サンライズ瀬戸」。
この「晩秋初冬すてきなニッポン」を2回連載してみて気がつきました。毎度のことですが、どうにも文章が長すぎる。これでは読んでいただけないと思うので、今日から短めに小分けして書いていこうと思います(^_^ゞ。
さて、2008年11月23日(日)、勤労感謝の日の朝。
どうも爆睡してしまったようです。
快適な「サンライズ瀬戸・出雲」の「シングル」でぬくぬくと布団にくるまって、あれ、どこかに停まっているな~と気がついたら、もうそこは上郡でした。いかんいかん、もう起きる支度をしなければ。ああよく寝た。
西日本の夜明けは遅く、外はまだ真っ暗。列車は闇を切り裂いてもうひと走りし、定刻06:27に岡山駅8番線に到着しました。僕はここで列車を降ります。岡山駅に着いたときは空はうっすらと明るくなっていましたが、ホームに降りるなり、思いもかけぬ寒気に身を包まれました。ううう~、寒い!
▲「サンライズ瀬戸」が去り、「サンライズ出雲」の8号車が先頭になりました。
さて、列車はここで「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」に分かれます。切り離し作業が行われ、先行する「サンライズ瀬戸」は4分停車の後、06:31に出発していきました。8号車が先頭に立った「サンライズ出雲」がそれに続き、06:33、倉敷方面へ向けて発車です。まだ6時半、岡山で降りた人も少しはいましたが、多くの乗客はまだそれぞれの寝台の中で夢を見ていることでしょう。
「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」がそれぞれ行ってしまうと、岡山駅のホームに吹く寒風がますます身にしみます。階段を上がって駅構内の待合室で暖をとることにします。三連休のなかびということもあってか、岡山駅はこんな時間からかなりの人が行き交っていました。
▲岡山駅06:33、「サンライズ出雲」も発車していきました。