毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日の天橋立

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185217.jpg ▲くっきりと晴れ渡った12月7日日曜日の昼のセントレア

 2週間の一時帰国もあっという間に過ぎ、とうとうまた瀋陽に戻ってきてしまいました。帰りのフライトは昨日8日の中部国際空港瀋陽行きの中国南方航空CZ698便。最近の僕の定番フライトですが、今回の機材はMD-90で、A320→A319→MD-90とだんだん機材が小さくなってきているような気がします。それでも昨日は三分の一ほどの乗客しかなく機内はがらがらでした。だいじょうぶかしら。この路線、なくなるとけっこう困るんですけど……。

 それはともかく、この2週間の帰国の間に、また少し日本国内をうろうろしてきましたので、明日からぼちぼちとその旅レポをアップしていこうと思いますのでまたよろしくお願いしますね~(^^)。

 さてその旅レポの「序」として、今日は昨日の機内から見た地上の姿をちょっとだけご報告。ですから、正確にはタイトルは「今日の」ではなくて「昨日の」です(^_^ゝ。昨日の名古屋地方は前日から続く寒気の影響でかなり冷え込みましたがそれはもうすばらしい快晴で、中部国際空港セントレアの上空には雲一つない真っ青な空が広がっていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185204.jpg こちら国際線サイド。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185223.jpg セントレアもクリスマス間近。

 定刻より少々早くセントレアのRWY36を離陸したCZ698便は、伊勢湾を横切り、木曽川河口を右に見ながら北西へ向けて高度を上げ、彦根から対岸の湖西線近江高島安曇川、新旭あたりへと琵琶湖上空を通過します。琵琶湖の湖面もこの日はびっくりするような青さで、彦根側にある小さな島「多景島」がほんとにゴマ粒のように小さくぽつんと、鏡のような湖面にアクセントを添えていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185229.jpg 木曽川を右手に上昇。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185233.jpg 彦根上空から琵琶湖が美しい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185238.jpg 琵琶湖西岸安曇川あたり。

 小浜上空あたりで日本海が見え、海岸線に沿って舞鶴宮津と西へ飛ぶと、なにやら細ーい砂嘴のような陸地が湾を分けるようにつながっているのが見えてきました。そうです、宮津湾の天橋立です。昨日はあの細い天橋立がくっきりと見えたのです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185247.jpg 天橋立がくっきり見えてきたよ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185252.jpg ▲もう高度8,000mから1万mになるはずですがよく見えます。デジカメもたいしたものだ。

 丹後半島を東から西へ横切って山陰の海岸に出るあたりから雲がかかり始め、上空からの景色も途切れ途切れになってきました。それでも、海岸に面した集落がいくつか見えます。久美浜、城崎、香住あたりでしょうか。驚いたことに、集落とおぼしき平地は真っ白です。前夜の寒気は、山陰地方に雪をもたらしたようです。思いもかけぬ山陰地方の雪景色を目に納めたのを最後に、地上はすっぽりと厚い雲に覆われ、あとは着陸直前までずっと雲上飛行でした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185256.jpg 城崎、雪景色。


 セントレアから飛ぶこと約2時間20分、CZ698便は厚い雲を突き破って瀋陽桃仙空港へと最終アプローチ。2週間ぶりに戻ってきた僕を待ち受けていたのは氷点下の雪原でありました。週末のナゴヤもかなり冷え込みましたが、その寒波のせいで瀋陽も氷点下22℃ぐらいまで下がっていたようです。昨日の午後はそれでも多少は寒さは緩んでいたようですが、やれやれ、まじめに冬ごもりをしなくては……。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185208.jpg 分厚い雲の下には雪原が。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185212.jpg ▲CZ698便、瀋陽到着。どんより曇って寒そうであります。