毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「日本海」でいったりきたり(その6;北福岡駅)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122711.jpg ▲「きらきらみちのく」、久しぶりに見たような。

 2006年11月23日(木)、勤労感謝の日

 「つがる12号」を降りて隣のホームへ移ると、そこには11:19発の9727D快速「きらきらみちのく下北」が発車を待っています。「きらきらみちのく」、久しぶりに見かけたような。かつて2回だけ乗ったことがあります。最初は「きらきらみちのく津軽」号に青森から三厩まで、2回目は「きらきらみちのく八戸」号に青森から八戸までです。今はそのいずれも走らなくなってしまい、八戸~大湊間を一往復するだけが残っています。「きらきらみちのく下北」の隣に見えているキハ40は、10:57発の八戸線鮫行き普通列車435Dでしょうか。 

 さて、八戸からは珍しく青い森鉄道へ乗り入れます。運賃が高いのでなかなか青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道へは踏み込みにくいのですが(と、このように、第三セクター線は運賃を高く設定しないと維持できない→運賃を高くすると乗りたい人も乗りにくくなる、という悪循環に陥ってしまうのだなあと身をもって痛感。)、今回はぜひ訪ねたいところがあるので、奮発しちゃいます(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122715.jpg IGRのロゴマーク入り。

 まず乗車するのは八戸発11:08の盛岡行き快速104M。一日2本ある快速のうち俊足のほうで、盛岡までの間に三戸、二戸、一戸、いわて沼宮内好摩、滝沢に停車します。ちなみにもう一本のほうは好摩から先は各駅に停まるほか、奥中山高原にも停車します。車両はIGRいわて銀河鉄道仕様の701系(IGR7000系)です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122724.jpg 快速は一日2本のみ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122719.jpgIGRいわて銀河鉄道IGR7000系は鮮やかなイエローのラインが目印。

 八戸を発車すると、新幹線の高架下をくぐって北高岩、それから苫米地、剣吉、諏訪ノ平と通過して最初の停車駅は三戸です。僕の生まれ故郷は青森県三戸郡三戸町。ですから僕にとっての鉄道駅の原点は「三戸駅」です。その三戸駅にまず停車し、県境を越えて岩手県に入り、104Mは11:35に二戸駅に到着しました。僕はここで下車します。

 東北新幹線盛岡以北が開通して以降二戸駅で下車するのは初めてです。僕にとっては「北福岡」という駅名のほうがずっとなじみがあるのですが、1987年に国鉄の分割民営化を目前にして「二戸」に改称されました。でもどうして改称したんだろう?「北福岡」時代から、隣の一戸駅と並んで特急や急行が停まる駅でしたが、停車する列車の数で言えば一戸駅のほうが多かったような気がします。それなのに新幹線は一戸駅には見向きもせずに、旧北福岡駅、現二戸駅に停まるようになってしまいました。そしてその二戸駅、下車するのは初めてですが、いやまあ立派な駅になっちゃって、びっくりであります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122731.jpg 二戸に到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122728.jpg ▲かつての北福岡駅は、新幹線のおかげでこんなに立派な駅になってしまいました。