はじめての「SL冬の湿原号」⑧(オホーツク海)
▲北浜駅を出発する緑行き普通列車4735D。
2005年1月22日、網走→北浜→ウトロ。
タイトルとはウラハラに、「SL冬の湿原号」が全然登場しないまま8回目を迎えてしまったこの旅レポ、やっと釧網本線にはたどりつきました(汗)。
稚内からの4735Dに乗ってやってきたのはおなじみ北浜駅。しかし降りてみるとオホーツク海から吹きつける風が宗谷岬以上に猛烈~~(T_T)。4735Dが行ってしまうと、北浜駅のホームはただの吹きさらし!
流氷はまだかけらも見えず、吹き荒れる強風にオホーツク海が波頭をたてて打ち寄せています。波打ち際まで行ってはみたものの、ろくに立っていられないし、このままでは凍死してしまいます。地吹雪に巻き上げられる雪で海岸沿いに伸びる線路の先が時折見えなくなるほど。
流氷はまだかけらも見えず、吹き荒れる強風にオホーツク海が波頭をたてて打ち寄せています。波打ち際まで行ってはみたものの、ろくに立っていられないし、このままでは凍死してしまいます。地吹雪に巻き上げられる雪で海岸沿いに伸びる線路の先が時折見えなくなるほど。
オホーツク海から打ち寄せる波。
線路の先も雪にかき消されて。
踏切、よく倒れないで立ってるな。
こんなに厳しい寒さの中でも、北浜駅舎の中の喫茶店「停車場」は営業中。時間があれば何か温かいものでも飲んで暖まりたかったのですが、北浜駅前から15:27発のバスに乗らなければなりません。路線バスで知床斜里駅前を目指すのです。
▲北浜駅。何回でも来たくなる駅。
知床斜里駅前まで約40分。ここから知床温泉の無料送迎バスに乗ってウトロへ行きます。宗谷岬、北浜駅オホーツク海と今日は一日中寒風にさらされてきたのですから、夜は温泉に浸かって身体を溶かしてほぐさなければなりません。
その温泉を目前に、知床斜里の駅前は日が暮れてきて、いっそう厳しい寒さが容赦なく襲ってきます。バスに乗る前に凍え死んでしまっては話にならない。ウトロ行きのバスが来るまで駅前の旅館「斜里館」の玄関先に入れさせてもらって、なんとか暖を取りました。早く、早く、早く温泉に浸かりたい。バスよ来い、全身が凍傷になる前に。
その温泉を目前に、知床斜里の駅前は日が暮れてきて、いっそう厳しい寒さが容赦なく襲ってきます。バスに乗る前に凍え死んでしまっては話にならない。ウトロ行きのバスが来るまで駅前の旅館「斜里館」の玄関先に入れさせてもらって、なんとか暖を取りました。早く、早く、早く温泉に浸かりたい。バスよ来い、全身が凍傷になる前に。
夕暮れ迫る知床斜里駅。