「日本海」でいったりきたり(その3;青森駅西口)
▲意外と知られていない(意外じゃないか?)青森駅西口。よく見ると三角屋根でかわいいかも。
2006年11月23日(木)、勤労感謝の日。
休暇をのんびり実家で過ごし、そろそろ飽きてきたので旅に出ます(^^)。
まずはこの日は、地元でありながらなかなか足が伸びない大湊線方面へ行ってみようと思います。特に、大湊線の中でも最も荒涼とした風景が広がると言われる有戸駅と吹越駅で途中下車を敢行するつもりです。荒涼とした風景もさることながら、高校時代に先輩が校内の文芸誌に「ありとからふっこしまで」というエッセイを載せたのが今も印象に残っていて、それでこの二駅をいつか訪ねたいとずっと思っていたのです。
そんなわけで出発は青森発07:10の八戸行き普通列車566Mです。夜明けの早い北日本とは言え、11月下旬の朝7時前後はまだ薄闇が残っているようです。しかもこの日は朝から風が強い。風に弱い大湊線はだいじょうぶかしらと思いながら青森駅西口から駅構内へ入ります。青森駅の西口は旅行客にはほとんど知られていないように思いますが、フェリー埠頭や三内丸山遺跡へはこちらのほうが近いのでどうぞご利用ください~(^^)。
566Mはおなじみ701系の2両編成。平日ならば通学の高校生で混むところでしょうけれど、この日は勤労感謝の日の休日だったので空いていて、ロングシートにも余裕があります。まずはこれに乗って、青森駅5番線から定刻発車です。
すっかり定着した701系。
▲566Mは八戸までの96.0kmを1時間29分かけて走ります。