毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その50;30分で完食)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122013.jpg ▲シートカラーには3種類あるというウワサの「つばめ」車内。3号車は「古代漆」。

 2008年7月14日、純和風「つばめ」。

 さて、九州新幹線「つばめ」に乗るのは今回で3回目。1回目は新八代鹿児島中央、2回目は新八代→出水で、いずれも下りの自由席だったので、今回は初めての上り、そして指定席への乗車です。万が一混んでいてはと思ったのですが、乗ってみたら空き空きでした。

 「つばめ」の車内も「なのはなDX」とコンセプトは同じで、ウッディな和風基調。というか、「つばめ」開業に合わせて「はやとの風「なのはなDX」「いさぶろう」「しんぺい」などの車両が投入されたわけですから、すべてはこの「つばめ」がきっかけだったわけです。
 ところで今回、シートの色には3種類あることを始めて知りました。1・4号車号車は「緑青(深いモスグリーン)」、2・6号車は「瑠璃色」、3・5号車は「古代漆」。いずれも「和」の趣を前面に押し出したしぶいデザイン。これが木をふんだんに用いた車内によく合って落ち着いた雰囲気を醸し出しています。2×2シートという配列もゆとりを感じさせます。

 それにしても「つばめ」の和風な造りは鉄道車両としてはかなり徹底しています。デッキまわりもそうですし、洗面所にかかる「縄のれん」なんて最たるものではないでしょうか。「縄のれん」をくぐるとその向こうに居酒屋立ち飲みカウンターがあったりしたら最高なんですが、残念ながらそううまくはいきません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122008.jpg ▲「和」は洗面所まわりにも徹底。なわのれんの向こうが飲み屋のカウンターならいいのに。

 さて、速達「つばめ」の乗車時間はわずか39分。このうちほとんどがトンネルなので、車窓の景色を楽しむというわけにもいきません。そこで、おやつでも食べることにしましょう。薩摩鹿児島を離れるにあたってはもちろん「南国白くま」の登場であります。鹿児島中央駅売店で売っていたのは、今まで食べたことのあるものよりひとまわり大きいビッグな白くま。これを新八代に着くまでに完食するのはなかなかキビシイ。脳天がツーンとする。しかし食べました、今回最後の「南国白くま」、完食です(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818122018.jpg ▲薩摩鹿児島、納めの「南国白くま」。