2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その49;置き去りの急行型)
▲走る列車の中から見かけた国鉄色急行型。傾いた写真ですんまそん。
2008年7月14日、急行型がいた。
錦江湾やその向こうの桜島を眺めながら指宿から約一時間、快速「なのはなDX4号は」終点鹿児島中央に近づいてきました。そしてホームへ入る手前で、進行方向右側に車両基地が見えてきます。レッドエクスプレスや415系などがずらりと並んでいます……おやおやおやっ??あのデカ目はもしや457・475系では??あわててカメラを取り出してシャッターを切ります。確かに2ドアの急行型です。あれなつかしや。確かもう走っていないのですよね?まだまだ活躍できそうなお姿でしたが、走ってはくれないのでしょうか……
デカ目の急行型もいた。
おぉっっと、車両の一群を通り過ぎた向こうに見えてきたのは、国鉄色の急行型ではなかろうか!この塗色は僕は九州では現役の姿を見たことはありませんが、一部この塗色に戻されたものがあるというのはどこかで聞いていました。それがこんなところにいたなんて。この塗色は僕にとっては青森と仙台を結んでいたエリート急行「くりこま」を思い出させる懐かしい塗色。こちら鹿児島でももう運用からははずされているのですよね。元気に活躍できそうに見えるけれど……
さて、「なのはなDX4号」の鹿児島中央到着は13:32。ここで13:52発の「つばめ12号」に乗り換えます。乗り換え時間の間にちょっとだけおみやげを見たり駅弁を選んでみたり。でも朝食をがっつり食べ過ぎたせいで空腹にはまだほど遠く、おやつを買っただけでまたすぐ改札の中へ入りました。
画面に入りきらん(^_^ゝ。
「つばめ12号」は川内に停車するだけの速達タイプ。おちゃめな顔を撮りたいのですが、ホームぎりぎりに停まっているため全部収まりきれません。6両でこんなぎりぎりなのに、山陽新幹線との直通運転が始まって8両編成が投入されたらちゃんと収まるんでしょうね(^_^ゝ。
とうとう鹿児島を出ます。
▲「つばめ」の車測ロゴと号車案内も破天荒な大胆さ。