毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その42;いざカマクラ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121652.jpg ▲氷でできたカマクラがひんやり気持ちよいお造り。キビナゴがうまい。

 2008年7月13日、やっと夕食。

 さて、長い一日でした。7月13日だけで11本目の記事になります(^_^ゞ。

 砂むし風呂でたっぷりデトックスし、すっかり全身リフレッシュした気分になって宿へ戻ると夕食の準備が整っております。

 こちらの宿では夕食はお食事処の個室でいただくのですが、各部屋には温泉がひかれていて、向かい合わせのテーブルの間に温泉が湧いています。おかげで部屋の中は少々蒸し暑い感じ。この日もビールからスタートしようと思いますが、テーブルの上にはたいへん上品な先付の横になぜかカマクラが並んでいます。なんとまあかわいらしい~。氷で作った小さなカマクラの中にお刺身が並んでいます。南国鹿児島の夏に氷のカマクラ、工夫ですね~(^^)。でもって、お刺身の中ではキビナゴが最高。高級魚ではありませんが、鹿児島県では郷土料理にも使われるなど、九州での水揚げはとても多いのだそうで、新鮮で上品な味のキビナゴを楽しむことができました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121647.jpg あれ、ビールまだですか。

 さて、お宿の夕食のウリは、目の前で揚げてくれる薩摩揚げです。

 薩摩揚げというくらいですから鹿児島が発祥なのでしょうねえ。練り物大好きの僕はもちろん薩摩揚げも大好きです。それを目の前で揚げて食べさせてくれるというのですから、てんぷらを目の前で揚げて食べさせてくれるのよりワクワクしますp(^-^)q。

 温泉のわき出るテーブル中央の溝の中にはコンロも置いてあり、そこに油を満たした鉄鍋がかかっています。テーブルの上には大葉を散らしたすり身を俵の形にととのえて串に刺したものが載っています。これをこれから仲居さんが揚げてくれるのです。低温に熱した油にいれてじゅううううう…… そのうちにビールも出てきて焼酎も出てきて、出される一品一品を肴に飲みつけておりますと、やがていい色に揚がった薩摩揚げが目の前に置かれました。おいしっそ~~ヽ(^。^)丿。香ばしく揚がったあつあつの薩摩揚げをほおばりますと、これはこれは、お酒もすすみます。苦手な芋焼酎も、いっちゃいましょうか!(^^)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121658.jpg 揚げる前の純白のすり身。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121701.jpg 目の前で油で揚げます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121706.jpg ▲揚げたて薩摩揚げのできあがり。おや、珍しく芋焼酎をロックで飲んでます。ウマイ。どっちもウマイ。