毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その40;いぶすき篤姫館)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121609.jpg鹿児島交通が委託運行する「いぶすき篤姫シャトルバス」(薩摩今和泉駅前にて)。

 2008年7月13日、いぶすき篤姫館。

 「いぶすき篤姫シャトルバス」は、薩摩今和泉駅と山川桟橋の間をいぶすき篤姫館、指宿駅前、砂むし会館、山川駅前などを経由して結び、一日三往復半、料金は均一200円です。このシャトルバスの、薩摩今和泉駅前発12:45の便に乗っていぶすき篤姫館へ向かいます。運行を委託されているのは鹿児島交通。海沿いの道を錦江湾を眺めながら快調に走ります。……が、他に乗客がいません!指宿市がせっかくがんばって走らせているシャトルバスなのに、天気に恵まれた日曜日だというのに、利用率が低すぎます。みんな自家用車か団体観光バスで来ちゃうのでしょうね。なんか残念……(T_T)。

 いぶすき篤姫館へは約15分。会場になっている「ふれあいプラザなのはな館」内の食堂でまずはお昼を食べ、それからゆっくり見学です。
 「指宿の風、篤姫の息吹」というテーマのもと、大河ドラマで描かれる「篤姫精神風土ルーツとしての指宿」をコンセプトに、「於一の部屋」のセットの再現や、実際にドラマで使用された衣装や小道具などを展示しています。主演の宮﨑あおいさんが指宿やロケ現場をめぐり、ドラマや篤姫への想いを語る特別インタビューと指宿の紹介をまとめたビデオ映像は、大河ドラマ史上初のオリジナル映像で指宿でしか見られないということで必見です。「篤姫」知らずの僕もけっこう楽しめましたし、激動の幕末に薩摩がどう歴史に関わっていったのかなどについても勉強になり、なかなかよかったです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121617.jpg 「於一の部屋」のセットの再現。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121621.jpg 部屋にあがって篤姫気分も可。

 さて、「篤姫」コースもこれでおしまい。「ふれあいプラザなのはな館」からは路線バスに乗ってこの日の宿に向かいます。この日の宿は、初めて訪れる指宿温泉の、錦江湾が眺められる旅館です。チェックインを済ませてひと息つきますが、薩摩の日は長く、まだまだお昼のような明るさで、夕食までもまだ時間があったので、全国的に有名な「砂むし風呂」へ出かけることにしました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121613.jpg ▲「いぶすき篤姫館」入口ホールには撮影に使われた篤姫の衣装が並んでお出迎え。