毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

山形ワンタッチトリップ(その1;朝の青森駅)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223049.jpg ▲八戸行き普通列車568Mの向こうに、弘前からの「つがる8号」が見えてきた!(青森駅にて)。

 昨日、仙台駅で見かけたED75の記事をアップしましたが、そんなわけで先週は青森からの上京の途中、ワンタッチで山形へ寄ってきましたので、そのレポートをしようと思います。

 出発は10月2日の朝、青森駅

 田舎とは言ってもいちおうターミナル駅だけに、朝はそれなりににぎやかです。6番線に停まっているのは07:30発の函館行き4041M特急「白鳥41号」。新幹線からの乗り継ぎを受けない、唯一の青森始発の「白鳥」で、485系3000番台です。これに続いて、07:37には僕がこれから乗る8M特急「つがる8号」が弘前からやってきて2番線に到着します。隣の3番線には701系の八戸行き普通列車568Mが出発を待っています。

 乗り込んだ「つがる8号」、かなりの乗車率です。そしてその多くが背広姿のビジネスマンたち。盛岡、仙台あたりまでの日帰り出張か、東京まで出っ張るのか。逆に青森での用務を終えて出張から帰るビジネスマンもいたようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223044.jpg でもやっぱり閑散、青森駅

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223056.jpg 俊足E751系「つがる8号」。

 青森を07:46に発車する「つがる8号」は、浅虫温泉、野辺地、三沢ときっちり停車するのに八戸までの所要時間は一時間を切る59分。さすがE751系、俊足である。
 三沢を過ぎると、進行方向右手に東北新幹線八戸以北の高架が目に入るようになってきます。2010年度開業に向けて工事が進んでいるようで、陸奥市川~八戸間で見える高架にはすでに架線柱の取り付けも終わっているようでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223101.jpg ▲収穫が待ち遠しい稲田の向こうに真新しい高架。架線柱も付いたようです(八戸~陸奥市川間)。

 「つがる8号」の八戸到着は08:45。降りた人のほとんどが接続する「はやて8号」に乗り換えます。新在乗り換え口から続くコンコースはけっこうな混雑。「はやて8号」の車内もだいぶん乗客で埋まり、停車駅の二戸やいわて沼宮内でもビジネススーツ姿の人々がたくさん乗り込み、平日の朝の慌ただしさはどこも同じなんだなあと妙に感心しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223106.jpg 「はやて8号」へ乗換え。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223112.jpg 再来年にはさらに北へと。

 「はやて8号」は二戸にもいわて沼宮内にも停車しながら、長い長いトンネルをいくつも抜けて、やがて盛岡に近づいてきました。天気は青空の広がる気持ちの良い天気。だいたいは晴れ渡っていますが、うーーん、残念!南部富士こと岩手山は美しい稜線はくっきりと見えるものの、頂上付近は雲に隠れて全貌を拝むことはできませんでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818223117.jpg ▲もうすぐ盛岡へ到着する「はやて8号」の車窓から見えた岩手山。頂上の雲が惜しい。