毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その26;カツヲ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121036.jpg ▲枕崎に来たからには、カツオのたたき!

 2008年7月12日(土)、カツヲ食べます。

 さあ、食べますよ、カツオ。

 注文したのは、まずはカツオのたたき。これははずせないでしょう。カツオのたたきは大好きなので、とにかくまずこれを肴に冷えた生ビールをごくっと一杯。あーーどっちもウマイ。カツオのたたきは高知のものとばかり思っていましたが、カツオ漁業は枕崎の基幹産業のひとつであり、鰹節の生産量は全国一なのだそうです。それにしてもウマイ~~(^^)。
 それから枕崎の定番中の定番「カツオのビンタ」。カツオのかまを味噌煮込みにしたものです。味噌煮込みと言えば僕などだとサバぐらいしかなじみがないので、カツオのしかも頭の部分を味噌煮込みにしたものなんて初めてです。カツオなんだから当たり前なんですけど、よーくダシが出ているようで、酒の肴にぴったりー(もちろんご飯にもよく合います)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121033.jpg 定番中の定番、カツオのビンタ。

 ご飯物はなんにしようかと迷ったあげく、タタキではなく刺身が鰹節の上に敷かれたカツオ丼と、枕崎に揚がる新鮮な青物や白身魚を使った鮨を頼みました。鮨一人前には一つだけカツオの握りもついてきます。枕崎市のHPによれば「枕崎漁港における平成17年の水揚量は、かつお漁業41,961トン、青物漁業39,966トン、沿岸漁業1,564トン、輸入運搬船(カツオ)36,813トンで、全体の水揚量は120,305トン」とあるように、枕崎漁港はカツオに次いで青物の水揚げ高が大きいんですね。あ、もちろん、おつまみには鹿児島なんですから薩摩揚げも欠かせません。なんたって僕は練り物好きなんです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121040.jpg カツオどーーーん。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121049.jpg 青物・白身のにぎり鮨。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121044.jpg 薩摩揚げも欠かせませーん。

 いやー満腹満腹。また暑い中を歩いて枕崎駅方面へ戻ることを考えるとちょっとげんなりするけれど、とにかくまずは枕崎のカツオを堪能しました。食後は1階のお土産屋さんをじっくり覗いて、カツオのなまり節や焼酎なんぞを買い込んでしまいましたーヽ(^。^)丿。鰹節を扱うお土産屋さんの店先には鰹節を削る大きなマシーンが据え付けてあり、客の求めに応じて削りたての鰹節(削り節っていうのかな?)をその場で袋詰めしてくれます。ふだんは中国で日本料理の基本・カツオだしに飢えている僕は、こんなにたくさんの新鮮なカツオに囲まれて、すっかりネコのようになってしまいました(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818121054.jpg ▲お魚センター1階では大型マシーンで削り節の店頭販売。