2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その23;さよなら「えべっさぁ」)
▲「笠沙恵比寿」にはすっかりお世話になりました。
2008年7月12日(土)、ブレックファスト。
二日目の夜が明けました。すっかりのんべんだらりんと過ごした笠沙を離れなければなりません。
薄曇りながらさわやかな朝を迎え、前の晩にあれだけ腹いっぱいになったくせに、朝になってみればまたおなかがすいて、朝ごはんを食べにレストランへ向かいます。前々日の夜から三回にわたって座ってきたテーブルにまた就こうとすると、ウエイターさんが「お天気もよいので今朝は外にお席をご用意しました」と言って、オープンデッキにあるテーブルに案内してくれました。爽やかな風にあたりながらの朝食です。しかもこの日の朝は洋食。分厚いトーストに、ココット風のベーコンエッグ、ソーセージにサラダ、ヨーグルト、そして熱いコーヒー。だめだ、やっぱり帰りたくないわ。
▲この日の朝食はオープンデッキでブレックファスト。
しかしバスの時間が近づいてきました。シンプルな琉球畳の部屋を辞し、チェックアウトを済ませ、いくつもの「えべっさぁ」が並ぶ通路を抜けてメインエントランスから外に出ます。初めての「笠沙恵比寿」にはすっかりお世話になりました。必ずまたのんびりしに来ます。気候がよいところだから、きっと一年中いつ来てもいいと思います。
メインエントランス。
「笠沙恵比寿」、また来るね。
笠沙恵比寿バス停から、09:26の加世田行き鹿児島交通バスに乗ります。始発はもうちょっと先の漁港のあたり。この日の天気は薄曇り。日が陰っているのでそれほど暑さを感じません。やがて笠沙小学校の体育館を背に、加世田行きのバスがやってきました。加世田までは、また崖べりの険しくカーブの多い山道を越えながら、所要1時間29分の予定です。
加世田行きは一日9本。
▲笠沙小学校体育館を背に加世田行きがやってきた。