毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その21;陸に上がって)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120824.jpg ▲「笠沙恵比寿」の博物館エリアにも「えべっさぁ」が鎮座まします。

 2008年7月11日、再び上陸。

 こうして小一時間の岬めぐりクルーズから「笠沙恵比寿」の冒険桟橋に戻ってきました。海風に吹かれ、水しぶきに当たりながらの野間岬クルーズは、ほんっとに自然がいっぱいの気持ちのよい一時間でした。

 冒険桟橋から陸に上がってフィッシャーマンズデッキを抜けて「笠沙恵比寿」の中庭に入ると、そこは博物館エリア。「博1」から「博4」までの四つに分かれていて、それぞれ「海と漁」「海とヨット」「海と自然」「海と舟」をテーマにしています。規模は大きくはありませんが、常に海とともにあり海と一緒に暮らしてきた笠沙の歴史や今がいっぱい詰まっています。僕はこの土地の昔ながらの漁法「定置網」のことや、かつて船の航行に欠かせなかった電波航法システムの一つロラン局が野間池にあった頃の歴史などがすごく興味深かったです。もちろん、海の守り神「えべっさぁ」こと恵比寿様は博物館の中にも鎮座していらっしゃいます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120819.jpg 漁具を展示する「博1」。

 博物館エリアを抜けていったん部屋に戻り、汗と潮水を浴びてべたべたになった体を展望風呂に入って流し、さっぱりしたところでこの日も夕食タイムがやってきました。この日も夕方6時半からレストランへでかけましたが、まだまだ明るいのなんのって。さすが日本最西端に近いところであります。まだ明るく照り輝く野間池漁港の海面を長めながら、この日ももちろん最初はヱビスビールでのどをうるおします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120827.jpg 博物館は建物もユニーク。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120833.jpg ▲レストランのガラス窓の外は船の甲板を思わせるオープンデッキ。ここで飲むビールもウマイ(^^)。